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2016.11.13
陸上競技

[陸上競技]日体大競技会 山口が自己ベストを更新

第254回日本体育大学長距離競技会

11月12日(土)~13日(日) 日本体育大学健志台陸上競技場


▼1日目

女子3000m

4組

7着 矢澤 10'19"97

9着 佐藤瑞 10'23"66

12着 梨本 10'26"93

24着 永木 10'47"07

26着 柴田 10'54"79

DNS 新井

DNS 塩谷

5組

20着 曽我 10'18"74

6組

7着 原子 9'51"79

7組

9着 山口 9'36"79


女子5000m

1組

5着 平山 17'33"63

2組

5着 森田 16'57"65

6着 天羽 16'58"39


自己ベストを更新し調子の良さがうかがえる山口


集団を引っ張る森田(左)と後を追う天羽


 日体大長距離競技会に女子長距離部門から多数の選手が出場した。10月末に開催された全日本大学女子(以下、杜の都)駅伝に出場したメンバーの姿も見られ、中でも山口(食1=順天)は自己ベストを更新した。

 

 女子3000mに出場した山口は2000m付近までは全体の中ほどでレースを進めると、徐々に前方の選手を一人ずつ追い抜いていく。入りの1kmがハイペースだったことが影響し、わずかにペースを落とすも残り600mでは横に並ぶ選手と競り合いラストスパートをかけてゴール。自身のベストタイムを更新した。

 山口は先日行われた杜の都駅伝でアンカーの大役を努め、女子長距離部門創部初のシード権獲得に大きく貢献した。その杜の都から約2週間後の今大会。自己ベストの更新を果たし、今季の調子の良さが光る走りとなった。今後は5000mでも記録を狙っていく。

 5000mには天羽(食4=仙台育英)と、杜の都駅伝3区の森田(食2=浜松商)が出場。天羽は目標タイムを16分40秒に設定し、集団前方に位置取る。3000m手前で天羽のすぐ側で走っていた森田が一気に先頭へ出ると、集団のペースも上がり先頭集団は5人に。その中で天羽も粘るものの終盤で後続に抜かれてしまう。記録は目標タイムに届かず、「去年よりは練習ができているにも関わらず、10秒しか変わらないのは良くない」と悔しさをにじませた。

 杜の都駅伝を終え、それぞれ次の目標へと照準を定めて記録を狙いに行く選手たち。12月末には富士山駅伝も控えている。今後もさらに走りに磨きをかけていきたいところだ。


■コメント

・天羽(食4=仙台育英)

(今日の目標は)1kmを3分20秒で押して、16分40秒で走りたかった。(レースを振り返って)レース前は(森田)歩美は意識せずにいたが、やはり杜の都を走ったメンバーとして心のどこかで意識していたと思う。初めから1周の400mを80秒で押していければ良かった。先頭が80秒以上かかったときに遅いと思ったけれど、積極性が足りず前に出て80秒で押すことができなかった。そこが今回目標タイムに届かなかった原因だと思う。(自己ベストは)高校のときに15分台を出しているが、去年は17分8秒だった。去年よりは練習ができているにも関わらず、10秒しか変わらないのは良くない。(今後は)12月の日体大記録会にもう一度出て、チャレンジしたい。

・山口(食1=順天)

自己ベストを出すことができたが、最初の1kmが速過ぎて、後半落ちてしまった。最初を抑えればもう少しタイムを出せたと思う。(全日本大学女子駅伝の後は)1週間のフリー練習があって、そこから今は少しずつ練習を戻している。12月の頭にもう一度日体大記録会があると思うので、そこでは5000mで記録を出していきたい。



TEXT=吉川実里 PHOTO=畑中祥江、伊藤空夢

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