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2016.11.24
コラム

第534回 あんべいいな 執筆者・土橋岳

 こんにちは。こんばんは。1年の土橋岳(社1=秋田南)です。担当部会はサッカー、バスケ、柔道です。今回コラムを書かせていただくことになりました。自分のことについて書こうと思っていたのですが、いざ書こうとすると、自分のネタのなさに困り、行き詰ってしまいました。なので、地元紹介でもしたいと思います。

 

 「秋田って何があるの?」。今年何度聞いたかわからない言葉です。自分の出身を言うと必ずと言っていいほど、言われました。私はそのたびに悩み「何があるんだ?」と逆に考えさせられました。秋田の良いところが出てこないのです。出てくるのは“あきたこまち“と”佐○木希“というありきたりな答えだけ。あまりにも出ないので、グーグルで”秋田 良いところ“と検索したほどでした。悪いところなら、人口減少速度ワースト1位、ポケストップ数ワースト1位、TBSが映らない家が多い(なぜか我が家は見られる)、松屋がない⋯などなど無数に出てくるような気がします。

 しかし、夏休みに秋田に帰り、東京と比較して気づいたことがあります。まず、人が少ないこと。これは人混みが苦手な私にとっては「良いこと」でした。家を出ても歩いているのはおばあさん1人。夜は8時を過ぎると国道でも車は走っていない。これが日常です。自分にとっては最高の環境でした。そしてもう1つ、人情味のあるところです。これは実際話す人はもちろん、話してない人でも電車やバスに乗っているとよく分かり、人に対する心遣いが感じられます。多分、方言補正もあります。これらは「あるもの」ではないので、答えられないのも当然でした。

 秋田県には「あんべいいな秋田県」というキャッチコピーがあります。「あんべいい」とは塩梅いい=ちょうどいいという意味です。外見だけを見ると悪い部分が見えてしまいますが、中身は素敵。この「あんべいい」感じが秋田の魅力だと思います。当然、秋田にはおいしい食べ物もあるし、自然もあります。楽しんでいただけると思うので、ぜひお越しください。(秋田美人は都市伝説)


 

 最後に、コンサドーレ札幌と清水エスパルスのJ1昇格、一生さん、健五さんおめでとうございます。一生さん、昇格するなとか思ってすいませんでした。

 

 

 最後まで読んでいただきありがとうございます。雪も降り、いよいよ本格的に寒い時期になってきたので、体調に気を付けましょう。