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2017.05.07
準硬式野球

[準硬式野球] 割石粘投実る 打線も繋がり専大に快勝

平成29年度東都大学準硬式野球春季1部リーグ戦・専大1回戦

5月6日(土) 八王子市民球場

東洋大5―3専大

(イニングスコア)

1回戦

東洋大

0

2

0

1

1

0

1

0

0

専 大

2

0

0

0

0

0

1

0

0


(東洋大)

割石(社3=越谷南)-多田(ラ3=高松西)

若原の好返球で相手に流れを渡さなかった

割石は2回以降淡々と抑え続けた

今季初の完投に笑みがこぼれた



  4勝3敗1分けで迎えた専大初戦。打線は計14安打と打線が奮い、投げては割石(社3=越谷南)が苦しみながらも要所を締め今季4勝目。専大の初戦を白星で飾り、チームを勢いづける結果となった。

  2点ビハインドで迎えた2回表。主将の若松(法3=座間)が左前に弾きチャンスメーク、打線がつながり併殺崩れの間に1点をもぎ取る。さらに1番印南(文2=浦和学院)の適時打ですぐさま同点に追いつき試合を振り出しに戻した。
    先発の割石は制球に苦しみ初回に失点するも、その後は持ち前の打たせて取るピッチングを披露。コーナーに変化球を集め、丁寧なピッチングで主導権を握った。
  割石の投球に応えたい打撃陣は、同点で迎えた4回。安打と相手の失策からランナーを得点圏へ進めると印南が中犠飛で勝ち越し打を放つ。さらに5回、7回と連打から得点し、計14安打5得点と打線の爆発力を見せつけた。

  5回にはビックプレーも。割石がランナーを二塁に背負うと、打球はレフトの若原(社2=九州学院)へ。ランナーが三塁を蹴り本塁へ向かうも「狙っていた」と若原。矢のような完璧な送球でランナーを刺し、割石を助けた。傾きかけていた流れも断ち切り、勝負を決定づけるプレーになった。

  「これだけヒットが打てるならもう少し点数が欲しい」と小田部監督。物足りなさを指摘するが、混戦が続く東都1部ではまだまだ優勝が狙える位置に。25季ぶりの1部優勝へ向け、チーム一丸となって勝負に挑む。




■コメント

・小田辺監督

割石が決して本調子じゃなかったんですけども、ピンチを迎えながらも踏ん張ってくれていい投球をしてくれた。審判のストライクゾーンの外側が狭かったので、そこを早めに理解できて修正できたことがバッテリーの成長ではないかと。相手のピッチャーもいままで対戦しているし他の試合の状況も見ているので狙い球を絞って打っていけた。みんな工夫してくれたことがいい結果につながった。14本もヒットが出たのでもう少し点数が欲しかった。去年の秋に連敗して勝ち点を落としているのでやり返すつもりで試合に臨む。

・若松主将(法3=座間)
最近バッター人が沈黙していて、打って勝とうという意識を持って練習に取り組んできたので今日14安打できたのはすごく良かったです。(割石は)初回こそ審判のストライクゾーンと合わずに苦しんでいましたが、最少失点で抑えてくれたので、そこで守備から流れを作って攻撃に行くことができました。いいピッチャーですね。(若原は)そんなにリーグ戦で打ってなかったのですが本当に調子が上がってきて昨日の練習からすごく調子が良く、今日3本打ってくれて良かったです。(1回で2失点してからの切り替えは)割石が出て取られたのでしょうがないですし、最少失点で切ったというところで気持ちを切り替えて、今度は打つぞという気持ちでした。先頭が出てそのあとバントミスはありましたが連打がつながったのは打席に入る前にバッター人が長打を狙わずに単打でつないで行こうという意識を持てたからだと思います。その結果すぐに2点を取り返せたのかなと思います。(チームの雰囲気は)すごくいい状態です。ベンチでも声が出ていますし、まだ勝ち点は1ですが優勝が見えてきて皆モチベーションが上がってきています。(専大2回戦に向けて)専大戦も2タテするぞという目標で練習してきて1回戦勝てたので、2回戦は細かいところに気を配って完璧な入りをして2タテを食らわせてやりたいと思います。

・割石(社3=越谷南)
緊張しました。今日一番課題にしていたのが入り方だった。自分の入りがふわふわしていた所もあって上手くいかなかったのが反省。審判のストライクゾーンが初回に掴めていなかったので、四球で走者を出してしまった。自分の中であたふたした所を付け込まれて失点してしまった。(その後は)周りが守ってくれたのもあって、すぐに同点にして貰ったので責任感が沸いた。しっかりと腕を振って投げれていたと思う。いつかは点を取ってもらえると思いながら投げていたので、4回に逆転してもらってさらに気が引き締まりました。(完投について)明日勝たないと、勝ち点が奪えないので完投させてもらった。明日のために、他の投手陣に休んでもらいました。(専大は)あまり欲を出さずに、自分らが今まで通りに戦えば勝てる相手。気を引き締めて頑張りたい。

・山越(社3=横浜隼人)
(試合を振り返って)最初は割石の調子があまり上がらなかったのですが、後半は立て直してくれました。バッター陣もそれに応えるよう打ってくれたので、すごくいい試合だったと思います。(若原について)元々打てないといけないバッターだったので、やっと調子が上がってきたかなという感じです。(専大2戦目に向けて)優勝するために大事な試合なので、過信せずに、挑戦する気持ちで臨んでいきたいと思います。

・若原(社2=九州学院)

序盤に先制されて流れがあまり良くなかったのがあるが、すぐ追いついて(試合が)どっちにも転ぶ状態だった。自分の中で1点が鍵になると思っていたのでいいプレーで流れを変えることができて結果良かった。(バックホームは)ショートの印南がセカンドに入っていて、打球が来た瞬間刺すのは狙っていた。(打撃は)リーグ始めは良かったが最近数試合は調子が落ちてて、自分は上位を打たないといけないバッターだと思っている。チャンスに弱いのが課題。三戦目には持ち越したくないので明日勝って決めたい



















TEXT=大谷達也 PHOTO=青池藤吾