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2017年度オープン戦
5月13日(土) 慶大グラウンド
〇東洋大 55{36-0、19-0}0慶大
東洋大 | スコア | 慶大 | ||
前半 | 後半 | 得点 | 前半 | 後半 |
6 | 3 | T | 0 | 0 |
3 | 2 | G | 0 | 0 |
0 | 0 | P | 0 | 0 |
0 | 0 | D | 0 | 0 |
36 | 19 | 計 | 0 | 0 |
55 | 合計 | 0 |
番号 | 選手 | 出身高 | 学年 |
1 | 斎藤 瑠晟 | 目黒学院 | 3 |
2 | 舘澤 徹士 | 盛岡工業 | 3 |
3 | 小山内 健 | 昌平 | 3 |
④ | 常泉 逹 | 國學院栃木 | 4 |
5 | 鴨澤 享祐 | 黒沢尻工業 | 2 |
6 | 黒川 眞琴 | 石見智翠館 | 4 |
7 | 須田 拓真 | 明和県央 | 3 |
8 | 小玉 裕平 | 秋田工業 | 2 |
9 | 高橋 太一 | 延岡星雲 | 1 |
10 | 尾花 耕平 | 國學院栃木 | 4 |
11 | 田淵 恵太 | 昌平 | 3 |
12 | 平原 賢 | 國學院栃木 | 4 |
13 | 菊池 優介 | 国学院栃木 | 3 |
14 | 石井 勇輝 | 日体荏原 | 4 |
15 | 伊藤 千貴 | 仙台育英 | 2 |
副主将・常泉の活躍がチームを勝利へと導いた
相手選手を交わし、トライをきめた
慶大とのオープン戦、前半に6つのトライで突き放し、後半はFW陣が守り抜き勝利。秋のリーグ戦に向けて、収穫のある試合となった。
土砂降りの雨が選手を襲った。雨水でボールが滑る上、グラウンドが人工芝で造られているため、足元がすくむ。「雨でボールが回らないので、FW戦になると思った」と副主将・常泉(済4=国学院栃木)。昨年、慶大に惜しくも敗れ、迎えたリベンジ戦に「勝ちたい」と闘志を燃やしていた。苦戦するかに思えたが、相手の反則を誘いつつ攻め立てる。その積極的な攻撃が功を奏し、33-0で前半を折り返した。
後半、流れをつかめずにいた隙を突かれ、ゴール際までボールを運ばれる。それでも、「FW陣が負けない気持ちを維持できた」と試合前ミーティングでキーマンに挙げていたFW陣の必死の守りで、無失点に抑えた。キャプテン不在の中、「いつもと変わらなかった、みんな声を出してくれて自分1人ではなかった」と笑顔を見せた常泉。副キャプテンの役目を果たし、チームをまとめ上げた。昨年敗れた慶大からの勝利で選手1人1人のレベルの高さを見せつけた。
これでオープン戦4連勝と負け知らず。次戦は、昨年大きな壁として立ちはだかった山学大。目標である1部昇格のためには、重要な一戦となる。「次も圧勝したい」と力強く口にした。新生ラグビー部は日々成長を遂げる。
◼︎コメント
・常泉(済4=國學院栃木)
今日は雨でボールが外まで回らないと予測できていたので、FW戦になると思っていた。アップの時からFW陣が盛り上げていた。スクラムもモールも良くできたと思う。去年負けて、(今日は)みんなで勝とうと話していた。思っていたよりも、自分たちがやりたいことがスムーズにいって、イメージよりはいい試合が出来たと思う。(キャプテン不在だったが)そんなに変わらなかった。みんなが声を出してくれて、自分1人ではなかった。雨でボールが滑って、回せないのでFWの一列を中心に、強いプレーヤーに当たっていこうと考えていた。そこで、相手よりも考えて試合したことが上回って勝てたと思う。FWが負けないという気持ちを維持できたからだと思う。今日の試合で、フィジカル面で勝てたと思う部分があったのでそこを活かしたい。次も圧勝したい。
TEXT=星川莉那 PHOTO=青池藤吾、大谷達也