Article

記事


2017.05.23
卓球

[卓球]男子 全敗で3部入れ替え戦へ「凡ミスしているようでは勝負にならない」

す平成29年度 春季関東学生卓球リーグ戦


5月19日(金)〜21日(日) 所沢市民体育館


男子2部リーグ


東洋大2-4大正大

●坂本
0-3
○中島
○飯嶋
3-2
●工藤
○杉山
3-1
●下条
●坂本・村北
0-3
○中島・湯本
●村北
0-3
○山田
●高橋
0-3
○湯本


東洋大0-4日体大

●杉山
2-3
藤田○
○村北
3-0
内村●
●飯嶋
0-3
百瀬○
●坂本・村北
1-3
内村・内村○


東洋大2-4埼工大

●杉山
0-3
龐○
●村北
0-3
千葉○
○坂本
3-1
長門●
●前野・菊池
0-3
稲嶋・千葉○
○飯嶋
3-2
大澤●
●菊池
1-3
祖父江○


東洋大4ー0國學大

●坂本
0-3
○松本
●菊池
0-3
○宇仁田
●杉山
0-3
○宮城
●坂本・村北
1-3
○宇仁田・近藤


東洋大3-4東経大

○杉山
3-1
●岡崎
●菊池
0-3
○山田
●坂本
1-3
○高木
●村北・坂本
0-3
○山田・小塙
○村北
3-1
●宮川
○飯嶋
3-0
●本橋
●安藤
0-3
○小塙



杉山はシングルで活躍

飯島は最終戦で気迫のストレート勝ち

 村北は粘りのあるプレーが光った


3日間にわたって春季卓球学生リーグ(以下、春リーグ)が行われた。昨年2部リーグへと昇格した男子卓球部だったが、2部の壁は高くなんと全敗。来月行われる3部との入れ替え戦が決定した。

 1日目には大正大・日体大との対戦、2日目には埼工大・国学大との対戦があり、4試合とも主導権を握れず敗戦。3日目の最終戦は昨年の秋リーグで勝利している東経大ということもあり「最後こそ」とチームの気持ちも高まっていた。第1試合では杉山(社2=日大豊山)が最終セット10ポイントに並んでから、冷静に2得点を奪取し3-1で幸先のよいスタートをきる。しかし第2試合からは東経大に流れを持っていかれ3試合連続で相手の得点となり、一気に1対3とピンチに追い込まれた。

 この状況で意地を見せたのが村北(法3=遊学館)と飯嶋(法4=遊学館)だ。村北は4セットまでもつれるも、粘りを見せ3-1と健闘。飯嶋は相手を大きく圧倒して3-0とストレート勝ちで二人でなんとかバトンをつないだ。フルセットまで粘り3対3と肩を並べた両校。東洋大の勝敗は安藤(社3=日大豊山)へと託された。緊迫の中始まった第7試合だったが、2部の壁は高く0-3とストレート負けを喫した。

 まさかの全敗で春リーグが幕を閉じた。伊藤監督は「大会直前に故障者や体調不良者が出て気持ち的にも入りきれなかった」と吐露。せっかくの2部の舞台で爪痕を残せなかったことが悔やまれる。さらに「凡ミスしているようでは勝負にならない」と厳しい声も挙がった。いかに集中を絶やさず戦えるかが今後のカギとなる。

 この結果、チームは3部との入れ替え戦が確定。安藤は「2部の舞台にまだ立っていたい」と高いレベルでの卓球に心を奪われている。「次は絶対に負けません」。2部で勝てなかった悔しさが彼らの闘志を奮い立たせている。


◾️コメント

・伊藤監督

今回は故障者が出たり体調不良者が出たりと、それがまた直前だったために気持ち的にも入っていけなかったと言うのが私自身も反省点。そんな中できちっと試合をしなければならない。不甲斐ない。(最終戦は)力の差はそこまでないと思っているが、去年の秋に東経大には勝てていて、そういうところで東経大は悔しさをしっかり今回の試合につなげてきた。慢心や余裕をもってしまっていたのかもしれない。気持ちを入れ替えて鍛え直さないといけない。凡ミスをしているようでは勝負にならないので、ラリーになるとか、そういう形をつくっていかなければならない。


・安藤(社3=日大豊山)
味方が1-3から3-3までつなげてくれて、自分がなんとかして勝ちたいなと思っていたし、3年生として点をとらないといけない存在だと自覚していたが、できなかった。入れ替え戦のときは2部を死守して絶対に勝って自分が点を取ってチームに貢献したい。2部はやっぱり強い、雰囲気が3部の会場とかとまた違ってすごくいいのでこの舞台で勝ちを目指して戦っていきたい。


TEXT=玉置彩華 PHOTO==美馬蒔葉、松本菜光花

平成28年度春季関東学生卓球リーグ・東女体大戦
平成28年度春季関東学生卓球リーグ・東女体大戦
平成28年度春季関東学生卓球リーグ・東女体大戦
平成28年度春季関東学生卓球リーグ・東女体大戦
平成28年度春季関東学生卓球リーグ・東女体大戦
平成28年度春季関東学生卓球リーグ・東女体大戦