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平成29年度 春季関東学生卓球リーグ戦
5月19日(金)〜21日(日) 所沢市民体育館
女子2部リーグ
東洋大1ー4青学大
●渡邉 | 0ー3 | ○三篠 |
●荒井 | 0ー3 | ○石川 |
●川内・青木 | 1ー3 | ○三篠・熊中 |
○佐藤 | 3ー1 | ●坂廼辺 |
●伊藤・川崎 | 1ー3 | ○一ノ瀬・鈴木 |
東洋大2ー4東経大
●青木 | 0ー3 | ○菊池 |
○荒井 | 3ー2 | ●竹内 |
○佐藤・手塚 | 3ー0 | ●菊池・石井 |
●渡邉 | 0ー3 | ○高橋 |
●荒井・渡邉 | 0ー3 | ○高橋・福田 |
●佐藤 | 1-3 | ◯石井 |
東洋大0ー4大正大
●川崎 | 1ー3 | ○湯本 |
●荒井 | 1ー3 | ○陳 |
●佐藤・手塚 | 2ー3 | ○柴田・湯本 |
●渡邉 | 0ー3 | ○三輪 |
東洋大1ー4東女体大
○荒井 | 3ー0 | ●斉藤 |
●手塚 | 1ー3 | ○平山 |
●荒井・渡邉 | 0ー3 | ○檀野・斉藤 |
●川崎 | 2ー3 | ○竹鼻 |
●佐藤・手塚 | 0ー3 | ○井上・佐藤 |
東洋大1ー4筑波大
●佐藤 | 1ー3 | ○高東 |
○荒井 | 3ー0 | ●池田 |
●佐藤・手塚 | 2ー3 | ○小室・田口 |
●川崎 | 0ー3 | ○望月 |
●川内・青木 | 0ー3 | ○望月・高東 |
荒井主将は唯一の4年生としてチームを引っ張った
格上相手に互角に戦った川崎
1年生の今後の活躍に期待だ
5月19日から3日間行われた春季関東学生卓球リーグ戦。女子卓球部は昨年までの4年生中心のチームから一新、1年生中心の新チームで臨んだ。2部のレベルの高い卓球に食らいつくも勝ち切ることができず、結果は5戦全敗。リーグ最下位で3部との入れ替え戦が決定し、選手たちは悔しさをにじませた。
1日目は、青学大・東経大相手にチーム全体の調子が上がらず2敗してしまう。勝たなければ入れ替え戦が決定してしまうだけに絶対に負けられない2日目の相手は大正大・東女体大。1戦目の大正大戦は、格上相手に思うような卓球ができずストレートで完敗。2戦目の東女体戦も大事な場面でポイントを取り切ることができず敗れ、2日目までの結果で入れ替え戦が決定してしまう。3日目の筑波大戦も最後まで全力で戦い抜いたが負けてしまい、勝ち点0で今大会を終えた。
2部のレベルの高さを見せつけられ、結果は全敗と振るわなかったが、その一方で1年生の奮闘が目立つ大会だった。大正大戦の第3試合で出場した佐藤・手塚ペアは格上の相手をマッチポイントまで追い詰め、東女体大戦の第4試合で出場した川崎は、攻めの卓球で最後まで競り合った。どちらも負けてしまったが、江尻監督が「1年生に期待している」と話す通り、今後の活躍に期待がかかる。
3部との入れ替え戦は6月に行われる。今大会を「100パーセントで臨めなかったので悔いが残っている」と振り返った荒井主将(済4=正智深谷)は、「100パーセントの状態で臨みたい」と意気込んだ。また、江尻監督は「試合にはなっているが勝ちに続かない」ことをチームの課題として挙げた。チームの目標は秋リーグ上位進出。「やるしかない」。目標に向けて、まずは2部残留のためにここで立ち止まるわけにはいかない。
◾︎コメント
・江尻監督
今日の試合は、格上だったのでとにかく次につながる試合をしようと話した。次に、というのは入れ替え戦。みんなで団結しながらやろうと話した。結果的には負けてしまったので本当に監督の責任しかない。(今大会に向けて)準備は、格上のチームと練習試合を重ねて強い相手に対する免疫をつけたつもりで臨んだ。(今大会で見えた課題は)試合にはなっているが勝ちに続かない。勝つためにどんなことをすればいいのかが今回の課題。(対戦相手の印象は)1部も2部も力が均衡してきているところがあるのでちょっと頑張ったから勝てるようなことではないというのは改めて思った。去年まで2年生のチームだったので、そこが抜けて新体制のチームで臨んだ。これからの目標は、秋リーグ上位進出。やるしかない。
・荒井(済4=正智深谷)
(今日の試合を振り返って)勝っても負けても入れ替え戦は決定だったので、みんなで思い切って試合しようと言っていたので、それはみんなできたかなと思う。(今大会を振り返って)リーグ戦に対してもっと厳しく臨めればよかったなと。もっとやれたなという後悔がある。練習とかもっとできたかなと思うことはあったので、100パーセントで臨めなかったので悔いが残っている。悔しい。(他対戦相手の印象は)2部のレベルが上がっているので、以前より相手も強くなっているし、エースとかと当たった訳ではないのにそれでも負けたりしていたので、レベルが高くて強いなと思った。(今大会で見えた課題は)チームワークをもっとしっかりしていたらもうちょっと良い結果だったと思うし、前半戦とか特にまとまりがなくてそういうところをもっと連結した形で臨めれば良かった。(入れ替え戦に向けて)今回の反省をみんなで話し合って改善して100パーセントで臨みたい。もう一度2部に戻ってこれるように勝ちたいと思う。
TEXT=金澤瑞季 PHOTO=美馬蒔葉、松本菜光花