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2017.08.19
ラクロス

[女子ラクロス]1部リーグ昇格に向け、まずは初戦を白星スタート

第30回記念関東学生ラクロスリーグ戦 女子・2部Bブロック


8月17日(木) 葛西区総合スポーツセンター陸上競技場

東洋大8ー6大東大


 

                      ゴールを喜ぶMF土井


                          華麗なシュートを決めたMF青木


                       後半戦に向け鼓舞する部員たち


 関東学生リーグ戦が開幕、初戦はリーグ戦前の練習試合で2回敗北を喫していた“因縁の相手”大東大との一騎打ち。終始均衡した試合が続くも、最後は東洋大が意地を見せ8―6と初戦を白星で飾った。

 試合開始早々、立て続けに2連続得点を決められる。しかし、その後AT斎藤(ラ4=都立井草)のシュートを皮切りに、MF橋口(社2=伊奈学園総合)のフリーシュート、MF土井(ラ4=星野)の2連続得点で4―2と突き放す。残り5分で1点を追加されるも、東洋大1点リードで前半が終了した。

 後半になっても両校の得点ラッシュは止まらない。開始5分、先に試合を動かしたのは大東大。東洋大のファールから与えたフリーシュートで1点を追加され同点に。しかし、“因縁の相手”と園部主将(ラ4=県立西宮)が語るように、負けられない一戦に選手達は果敢にコートを駆け抜けた。そして、6分間続いた沈黙を破ったのは初めてフル出場を果たしたMF青木(ラ3=東洋)。コート中央でパスを受け取ると、50m走7秒台の俊足で他を寄せ付けず、ゴールまで一気に駆け上がる。「後輩から受け取ったパスは絶対に決めようと思った」と語る決意そのままに華麗にシュート。5―4とチームは逆転。その1分後に大東大にシュートを決められたが、土井、青木、斎藤の連続3得点で大東大を突き放した。試合終了50秒のところで1点を追加されたが、終わってみれば8-6で勝利。大一番で勝利できたことは、今後の糧となるはずだ。この試合3得点の大活躍を見せた土井は、昨年度までディフェンスで今年からミットフィルダーになった選手。「ディフェンスが取り切ったボールを点にしないといけない責任が一番強い」と語り、リーグ戦残り4戦での活躍も目が離せない。

 次の試合は、8月26日に行われる、東女体大との戦い。ウェルカムマッチということで、応援や集客にも力が入る。園部主将は「気迫を大事にし、個々の技術を活かして勝ち進んでいきたい」と語り、連勝に闘志を燃やした。

■コメント

・園部主将(ラ4=県立西宮)
大東大はお互いに仲が良くて知っている仲だったので、スカウティングに力を入れて臨んだ。練習試合を2回を行なったが、どっちも推されて負けていて、私たち的にはびびった状態で初戦に臨む気持ちだった。最後、コーチの方々に技術面では勝っているから自信と気迫を持つようにと言われて、今日は試合前から自信と気迫を持つことに重点を置いて試合に臨んだ。(大東大が因縁の相手というのは)1、2年のときに学年試合というのがあって、私たちの代と1個下の代がずっと大東大と合同チームで組んでいて、同じ2部として同じようなレベルだったのでそういった意味で因縁。(どんな試合展開を予想していたか)相手は去年の4年生が1人しか抜けてない状態でほぼ変わっていないチームだが、それに比べ東洋は新体制ということで団結力という点ではこちらの方が劣った状態で試合に入ってしまうというのは私たちも気づいていたので、自信と気迫を持つということは常に意識した。思った以上にみんなのプレーが上手くいったというか、東洋の流れに持っていけたというところはある。(今回の活躍選手は)副主将の土井。私たちは体格やプレースタイルが似ていて、同じポジションとしてコミュニケーションも取っていたし、私が初戦ということでテンパったときも声をかけ続けてくれていた。シュートも果敢にいっていて、いつも私たちは合う相手が違ったりするが、今日の大東大はしほかにとって絶好の相手だった。そこを生かしてしほかを生かすプレーで決めきれ、流れも掴めた。(今期のリーグ戦の目標)ずっと5年以上同じ目標だが、1部昇格というのは常に頭に置いてこの1年間やってきた。去年は期待されていた代で、今年、がらっと変わって部員も結構辞めてしまったりして大変だったが、だからこそ頑張らなきゃいけない。私たちが下級生に力を借りるようなアプローチをしていたので、1部昇格という目標を念頭に置いて、応援してくださってる先輩方や後輩のためにも私たちが頑張らなきゃいけない。あとは去年よりも組織の体制が整っていたので、応援や集客の点で3年生がしっかりリードしてくれて下級生に助けられている。(次戦に向けて意気込み)あと1週間くらいしか空いてないが、ウェルカムマッチということで応援席も多くの人を集めようとしているし、いつもと違う環境で午後から試合という場面でいろいろいつも通りにいかないこともあるが、今回のように気迫というところは大事にして、個々の技術では勝てると思うのでそういうところを生かして勝ち進んでいきたいと思う。

・土井(ラ4=星野)

下級生の時にウインターカップで合同チームを組んでいた相手だったので、すごく思い入れが強くて相手の名前も、どんなプレーをするのかも知っていたからこそ緊張した。プレーが似ているところや、東京成徳高校出身のチームメイトが多くて仲がいい。ポジションはミットフィルダーで、1年生から3年生までディフェンスでアタックに関わらないポジションだった。今年から得点に絡むようになり、自分がイメージしたプレーをやっていこうと心掛けた。最後に決めたスタンドシュートも男子ラクロス主将に教えてもらったシュートだった。今まで得点に絡まなかった分、ディフェンスの想いも分かっているし、ディフェンスが取り切ったボールを点にしないといけない責任が1番強いと思う。それだけは忘れないように、残り4戦頑張りたい。

・青木(ラ3=東洋)

絶対シュートを決めようと思っていた。その前に2本外していたので。今までに一番うれしいぐらいうれしかった。1年生からパスをもらって、後輩から託されたので、絶対決めきろうと思いました。ラクロスは高校時代からやっていて最初は経験者って言われるのが嫌だったけど、今は気にせずやっている。私の強みが足の速さで相手を抜いたり、自分でボールを持ってシュートを打つことだと思う。1、2年生の時も試合に出させてもらってたけれど、出るのは3分、5分くらいしか出てなかった。初めてフルで試合に出て、自分の強みを活かそうと思った。グラウンドの無い高校で、タイムを計ったことはないけれど、50m走を高校時代は7秒6とかで走っていた。


TEXT=菊池美玖 PHOTO=水野桜