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2017.09.25
サッカー

[男子サッカー]攻撃の起点は右サイドから 坂本が右サイドを凌駕

第91回関東大学サッカーリーグ戦 1部リーグ(後期)第13節

9月23日(土) Shonan BMW スタジアム平塚

東洋大4-1日体大                                                                           味方にパスを出す坂本

                                                                                      何度もチャンスを演出した

 



   攻撃面に関しては大学の中でもトップレベル」。と古川監督が語るように日体大戦で東洋大の攻撃の起点となったのは坂本(国1=柏U-18)だった。

    坂本自身も「自分は守備よりも攻撃のほうが得意。同サイドの快くん(松崎)といつも話し合って連携できるようにしているので、今日はそういうところが目立って良かった」と語り、松崎(国2=大宮Y)と息の合ったコンビネーションから右サイドを何度も崩し制圧する。相手の守備陣を混乱に陥れた。今節では”アシスト“という数字は残せなかったものの第13節を終えてその数は3。坂本自身は「アシスト王は意識していない」と言うものの、ランキングで1位との差は2。十分アシスト王を狙える位置だ。だが、「安易なボールロストは彼の課題」と古川監督。坂本自身も「自分が疲れるときにミスが多くなってしまったのでそこを改善したい」と語り、”集中力“といった部分で課題が残る結果となってしまった。

 

 しかし柏レイソルU-18時代の同期である古賀太陽(現柏レイソル)がプロの舞台でコンスタントに出場機会を得ている。同期の選手の活躍に「すごく刺激になっている」と言い、目標はあくまでもプロ。目標を達成するためにも自分自身でも理解している”1試合を通して集中力を保つ“といった課題を改善していければ、自ずとプロへの道へ近づいていくはずだ。発展途上のルーキー坂本の今後の伸び代に期待だ。


■コメント

・坂本(国1=柏U-18)

 自分の中で課題が残る試合だった。自分が疲れるときにミスが多くなってしまったのでそこを改善したい。(右サイドから攻撃の起点になることが多かったが)自分は守備より攻撃のほうが得意なんで快くんといつも話し合って連携できるようにしているので今日はそういうところが目立って良かった。(アシスト王は意識しているか)全然意識はしていない。(同期の選手は意識しているか)すごく刺激になっている。(プロのことは意識しているか)少しでもプロになれるように頑張りたいと思う。自分のことを欲してくれるチームにいきたいと思う。(次節に向けて)少しでも活躍できるように頑張りたい。


TEXT/PHOTO=谷口奏生