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平成29年度第4回日本大学競技会
9月24日(日) 日本大学陸上競技場
男子100m
4組(風:-0.6)
5着 与那原 12"77
5組(風:+0.3)
1着 ウォルシュ 10"61
DNS 大野
14組(風:+0.5)
1着 鏑木 11"16
5着 笠原 11"74
19組(風:+1.5)
2着 四家 11"34
5着 越栄 11"84
男子100m2次レース
1組(風:+2.5)
2着 大橋 10"83
8組(風:+0.3)
1着 鏑木 11"19
5着 笠原 11"70
6着 越栄 12"05
12組(風:+1.3)
5着 四家 11"41
男子200m
2組(風:+1.0)
1着 ウォルシュ 20"93
3組
DNS 与那原
男子400m
3組
2着 金田 50"49
男子400m障害
1組
1着 杉山 52"70
2組
DNS 佐藤慧
100m、200mでも安定した実力を残すウォルシュ
日本大学競技会に短距離部門から9名が出場。中でもウォルシュ(ラ3=東野)が調整の一環として100m、200mのレースに挑み、本職の400mに向け状態を確認する場となった。
「国体(国民体育大会)に向けての1週1週の刺激として出場した」とウォルシュ。目前に迫る大会に向け、専門の400mではなく100m、200mのレースで状態の調整を図る。100mでは序盤こそ出遅れるものの、400m同様に中盤からの加速を見せ1着でゴール。他を寄せ付けない走りを見せつけた。圧巻のレースは200mでも展開される。コーナを曲がり切ったところですでに大きな差をつけ、そのまま余裕を持ってフィニッシュ。「あまりいいタイムじゃなかった」と振り返るが、専門外の種目でも遺憾なく実力を発揮した。
けがに苦しんだシーズン前半、しかし全日本インカレ400mで優勝するなど復調の兆しを見せつつある。ウォルシュにとってあまり出場する機会がない100m、200mのレースになったが「今回のレースを生かして400mで44秒台を狙っていきたい」と自身の成長にどん欲な姿勢を見せた。次回は住友電工杯で300mへの挑戦。今回の調整がメインのレースとは違い「300mは日本記録を目指していたい」と気合いは十分だ。今回、そして次回のレースは400mへのレベルアップのため。貴重な経験を糧に、絶対的エースはさらなる成長を遂げる。
▪コメント
ウォルシュ(ラ3=東野)
国体に向けての1週1週の刺激として出場した。今回はあまりいいタイムじゃなかったのでこれから1週間練習して、次の住友電工杯でいいタイムを出したい。(300mの出場になるが)300mは日本記録を目指していきたい。200mがもう少し中盤が上がると思うのでそうすればバックストレートで力を使わずにいけると思う。今回のレースを生かして400mで44秒台を狙っていきたい。
TEXT/PHOTO=大谷達也