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2018.03.28
アーチェリー

[アーチェリー・男子]初の1部リーグ戦!壁の高さを実感

2018年度関東学生アーチェリー男子リーグ戦ㅤ1部

3月25日(日)玉大レンジ

男子 第1戦


日体大4022─3706東洋大(上位6名の成績)



個人成績

                       30m         50m     TOTAL

1星野            334          297       631

2大澤            324          226       590

3坂本            323          271       594

4今橋            313          246       559

5松本            325          257       582

6鳥谷部         329          292       621

7石田            336          288       624

8飯塚            341           305       646


的を見据える星野主将

チーム最高点をマークした飯塚


昨年度1部昇進を成し遂げた男子アーチェリー部。結果は振るわなかったものの次戦につながるような実りのある初戦となった。

 春らしい陽気で天候に恵まれた中、リーグ戦が幕を上げた。初戦の相手は昨年度王者の日体大である。星野主将(ラ4=桜丘・東京)が「格の違いを見せつけられてしまった」とこぼしたように、1部での勝利の壁は高かった。しかしチームの雰囲気は和やかで時折笑顔を見せながら、みな楽しんで試合に臨んでいた。

 チーム最高点を出した飯塚(ラ3=浦和西)は「いい感覚で射てた」と試合を振り返る。試合を重ねるごとに着実に点数を伸ばし、今回は646点をマークした。冬を越え、精神面が成長したと自身が言うように落ち着いて射てたことが功を奏した。しかしまだ納得できる点数ではないようで「あとプラス10点は出していく必要がある。もっともっと練習して、戦って勝てる選手になりたい」と向上心を見せる。

次戦の相手は1部リーグ常連の専修大学だ。かなりの強敵だが「1部に上がったばかりの意地を見せたい」と星野主将は意気込む。まだまだリーグ戦は始まったばかりだ。これからの活躍に期待がかかる。

■コメント
星野主将(ラ4=桜丘・東京)
よくもなく悪くもなかった。常に同じ射はできたつもりでも最後にブレが出ていた。昨年度王者の日本体育大学はやっぱり強く、もう少し食らいつきたかったが格の違いを見せつけられてしまった。負けはしたが次につながる試合であったと思う。(チームは)とてもいい雰囲気。他の大学より人数が少ない分、応援も射線も大変だがみんな精一杯やっているし楽しんでいる。選手集合の時に飯塚が一発芸をしてくれて、初めてリーグ戦に出る者も少し笑顔が出てきて緊張が少し解れた感じがした。ただ、緊張感を完全に0にすることはほぼ無理なことなので、適度な緊張感とリラックスをどうやって合わせにいくかが鍵になると思う。次の対戦校は常に1部リーグに君臨している専修大学。一筋縄ではいかないが、東洋としても昨年度1部に上がったばかりの意地を見せたいので何としても勝ちたい。個人としては常に目標を660点以上に見定めているので出す。

飯塚(ラ3=浦和西)
とても射ちやすいコンディションで少し緊張した部分もあったが、いい感覚で射てた。自分と、チームが求める最低限の点数だったため点数自体には納得していない。少なくともあとプラス10点は出していく必要がある。「こうやって射つ」と決めた射型で本番でも、テンポよく射てたことはとても良かった。ただ、押し手と引き手の自分の理想とするバランスができなかった場面があったため、そこは徹底して意識していく。昨年よりも、精神面での成長が見られると思う。自信を持って、落ち着いて射てている。 自分も1部で戦える選手だと手応えを感じる事ができた。もっともっと練習して、戦って勝てる選手になりたい。目標点数は660点。


PHOTO=アーチェリー部提供