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2018.04.04
水泳

[水泳]日本選手権1日目 ルーキー磯部、東洋大を背負っての初レースで実力をみせる

第94回日本選手権水泳競技大会 競泳競技

兼 第18回アジア大会 代表選手選考会

兼 第13回パンパシフィック水泳選手権大会 代表選手選考会


(1日目・予選)

◆女子100mバタフライ

4組
2着 藪 59"99
→全体9位でB決勝進出
8着 片山 1'01”67

5組
4着 中野 1'00”15
→全体14位でB決勝進出

◆男子400m自由形
5組
2着 山本悠 3'52"20
→全体8位で決勝進出

◆男子100m平泳ぎ
6組
4着 花車 1'02"11

◆女子50m背泳ぎ
3組
3着今井 29"49

5組
2着 渡邊 29"34

◆女子50m平泳ぎ
3組
3着 磯部 31"84
→全体6位で決勝進出

5着 江口 32"18

◆女子800m自由形
2組
6着 濱田 8'56"82


(1日目・B決勝)

◆女子100mバタフライ
2組
6着 藪 1'00"05
8着 中野 1'00"41

(1日目・決勝)
◆男子400m自由形
7位 山本悠 3'52"25

◆女子50m平泳ぎ
6位 磯部  32"09



ベストタイムで決勝進出のルーキー磯部

主将の山本悠は決勝レースの先陣をきった

200mへの期待がかかる藪

中野は200mで代表権獲得を目指す


4月3日から8日にかけて行われる第94回日本選手権水泳競技大会(以下、日本選手権)。大会初日には磯部(法1=長岡大手)が決勝へ進出。決勝のレースでも1年生ながら自分の泳ぎを貫いた。

 女子50m平泳ぎではルーキー磯部が大舞台で実力を見せた。予選から31秒84と自己ベストを更新。全体6位通過で決勝進出を決めた。真新しいジャージに袖を通し、笑顔で入場した磯部は50mという短い距離の中で積極的なレースを展開。予選で出した自己ベストには届かなかったが、強豪ぞろいの決勝を6位で泳ぎ切る。大学を背負っての出場に「このチームを背負って出れることは光栄」と笑顔で語った。

また、同じく女子50m平泳ぎの予選では江口(国3=藤沢西)が自己ベストを更新。自信を付け大会2日目の女子100m平泳ぎに備える。

男子400メートル自由形には山本悠(法4=智弁学園)が出場した。前半5位に順位を上げるが、後半ペースを上げることができず7位でフィニッシュ。「自己ベストを出したかった」とレース後には悔しさをにじませた。しかし、「目標の一人」と語る東洋大の先輩である萩野(H29年度文卒=ブリヂストン)と同じレースを泳いだことは「自分自身にとってもいい経験になった」と振り返る。大会2日目には昨年の日本選手権で大きく自己ベストを更新した1500m自由形のレースが控える。初日の悔しさを2日目のレースにぶつけ、ベストタイム更新を狙う。

女子100mバタフライB決勝では藪(営4=武蔵野)、中野(文3=長岡大手)の2名が出場した。惜しくも決勝進出は果たせなかったが、大会4日目に行われる200mバタフライで巻き返しを図る。

今年の水泳部のスローガンは「リバース」。スローガンに込められた「限界突破」の意味を胸に秘め、選手一人一人は限界に挑戦し続ける。


◾️コメント

・山本悠主将(法4=智弁学園)
正直、ベストも出なくてダメダメだった。練習でやって来たように泳ぐことを意識していたが身体がきつくて、思うように上げれなくて。予選で腰のポジションが低かったが、それでも自己ベストくらいは出したかった。(萩野)公介さんと一緒に泳げたことは僕自身にとっても良い経験になったし目標である1人なのでこの経験を生かしてジャパンオープンや自分の学生最後のインカレにもつなげたい。しっかり強化していきたい。(明日の1500m自由形に向けて)今日の分もしっかり返せるように頑張る。


・藪(営4=武蔵野)
予選の感じからして結構動いていたので、準決でベストはいけるかなと思ったがちょっと後半がきつくなってしまった。(日本選手権は)去年も100、200があまり良くなくて50とかはベストが出ていた。今回は100も200も全部いい結果で終わりたいなという感じでやってきた。(調子は)この前高地合宿に行って、そこで結構きついトレーニングを積んで。日本選手権の前の事前合宿でいい感じに仕上がってはいたので、今回はいけるかなと思ったがまだ自分の力不足だなと。(200に向けて)調子からして200mの方が今はいい状態だと思っているのでまた頑張ります。



・中野(文3=長岡大手)
3月に高地合宿にスペインに行っていてそので自信がついていい練習も詰めた。メインは200mたが、100mでもベストを狙って泳いだ。タイムを落としてしまって悔しい。200mで代表に入れるように頑張っているがメンバーも早いし濃いのでまずは自己ベストを出したい。(藪選手と一緒に泳いで)インカレではチームだし一緒に頑張ろう、ワンツーフィニッシュ狙おうという感じ。日本選手権はライバルになるので意識している。(3年生になって)高地合宿に連れて行ってもらったので自分が経験したことを後輩たちにも伝えて高め合いたらなと思う。(4日目の200mバタフライに向けて)予選から気持ちを入れて、10秒前後を狙っていけたらなと思う。


・磯部(法1=長岡大手)
(今日のレースは)決勝でタイムを上げれなくて、予選より下げてしまったのでそこは悔しい。予選より緊張はなかったが力んでしまったかなと思う。(日本選手権の目標は)とりあえず50mで決勝に残りたいなと思っていた。メダル欲しいなと思っていたのでそこが目標ではあった。(予選で自己ベストが出て)ベストは出たが決勝に残れるか不安だった。残れて一安心してしまったかなとは思う。(東洋大を背負っての出場)大学に入って大人数で出てやはり強いチームだなと思って、このチームを背負って出れることはすごく光栄なことだなと思った。(次のレースへ)次が明日の100mなので今日出たスピードを明日活かせるようにして明日もベスト狙って頑張りたい。


TEXT=望月優希PHOTO=梅山織愛、越塚日南

ジャパンオープン2016
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