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2018.04.06
硬式野球

[硬式野球]春季リーグ戦開幕直前8日連続インタビュー 第6日 上茶谷大河

昨年、春秋連覇を果たした東洋大が狙うのは3連覇。思いを一つにリーグ戦に挑む硬式野球部の決意を8日連続でお届けする。

第6日は上茶谷大河(法4=京都学園)投手。チームは連覇を果たすも、個人の結果には「悔しい」と語った秋季リーグ戦から半年、続けてきた努力が実り自己最速を更新した。実力を開花させた上茶谷に春季リーグへの思いを語ってもらった。(取材日・3月19日、聞き手=望月優希)


――オープン戦で投げてきて今の調子はいかがですか

調子は良いですね。良いだけに自分の中ではリーグ戦の時に調子が悪くなったらどうやって対処していいか、怖いところもあります。でも調子は良いです。

 

――この春、ご自身が一番成長したと感じるところを教えてください
数字で現れているようにスピードかなと思います。151キロが出た時は、出たなという感じでした。投げていて前より速くなったなというのは分かりますが何キロ速くなったとかはまだ分からないので、出たんだくらいでした。自分の中でこれはスピード出たなというのはありますが、それは数字だけであって質はあまりなので、スピードが出ていないと思っても自分の中でうまくいったなと思った球はバッターからしても速く感じていると思うし、そっちの方が数字以上にいいボールなんじゃないかなと思います。

 

――同い年には左投げのピッチャーも豊富ですが

左ピッチャーのメンバーが3人いて、全員タイプが違います。藤井(法4=富士市立)は力のあるまっすぐとキレのある変化球で三振も取れるピッチャーで、中田(営4=大宮東)は変化球でうまくかわせるピッチャーです。阿部(営4=佐久長聖)はその間というか、コントロールがすごく良いので、そこはすごく良いなと思うし、右のインコースとか左のインコースとか投げ分けて抑えているのでそういうところがすごいなと思います。



――
ブルペンで緊張するとおっしゃっていましたが対策はありますか

無いですね。マウンド行ったら全部飛んでいきます。投げたら投げただけ調子が良くても悪くても緊張していってしまうので、対策ではないですがあまり投げないようにしています。


――
春季リーグの開幕が迫っていますが警戒している大学はありますか
全部ですね。駒大は入れ替え戦を見ていました。自分たちが1年生の時に2部だったので分かりますが2部もとても強くて、どこが1部でもおかしくないレベルです。入れ替え戦に勝つということはやはり強いし、全部の大学を警戒しています。

 

――では、特に警戒している選手はいらっしゃいますか

頓宮(亜大)選手です。去年の春バックスクリーンにホームランを打たれているので。今年は絶対抑えようと思っています。亜大だと正隨選手もかなりハイアベレージで打っていたし、1番バッターを出したらどんどん足を使ってくるので、そこは警戒しています。


――最後に春季リーグに向けて意気込みをお願いします

チームは優勝、日本一で、個人は3勝以上です。今は先発で投げさせてもらっているので、今意識してやっているのは先制点取られないということです。味方が点を取るまでとどまるというのを頑張っています。



今年の一字「一」
理由:これが1番意味が深いと思います。東都一位、日本一位、全部ひっくるめて1番になるという意味です。

 

◆上茶谷大河(かみちゃたに・たいが)

身長・体重/181㌢・85㌔

はまっている食べ物/梅干し

理想の投手/ダルビッシュ有選手


今後の掲載予定

4/7梅津晃大投手

4/8中川圭太内野手

どうぞお楽しみに!