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昨年、春秋連覇を果たした東洋大が狙うのは3連覇。思いを一つにリーグ戦に挑む硬式野球部の決意を8日連続でお届けする。(取材日・3月29日、聞き手・松本菜光花)
第7日目は梅津晃大(営4=仙台育英)投手。昨季はリーグ戦自身初の先発出場を果たすも、けがの影響もあり登板機会に恵まれなかった梅津。しかし187㌢の長身を生かしたピッチングでオープン戦では151㌔をマークし、さらに注目が高まる大型右腕。副将として挑むラストシーズンを前に意気込みを聞いた。(取材日・3月29日、聞き手・松本菜光花)
――オープン戦での調子はいかがですか
まだ調子が上がりきっていなく、どちらかというと悪い方です。去年はリーグ戦前にピークを持っていってしまった感じなので、ここからリーグ戦までにしっかり調整していきたいです。
――オープン戦では151㌔1をマークしました
最速は153㌔ですが、球速の目標は160㌔にしています。
――副将としてどのようにチームを引っ張っていきたいですか
副将になってからは自分のことをさらに考えるようになりましたし、チームのことについても主将の中川(法4=PL学園)ともよく二人で話したりします。中川は結果も出していて、みんなが認める存在です。主将は中川しかいないと思いますし、試合中も頼れる信頼感が強いキャプテンです。自分は副将としてプレーで引っ張っていけるような存在になりたいです。チームのために怒るのも心が痛かったり、嫌われるのではないかと心配したりすることもありますが、嫌われる覚悟でやって終わってみたら感謝されるような存在になりたいです(笑)
――オフの練習で特に意識していたことはありますか
昨秋は先発もさせてもらいましたが、1勝もできなかったのが悔しかったですね。それが冬の課題になりました。いくら球速を出しても勝てなかったら意味がないと思うし、自分が投げた試合で勝てるようにしたいです。オフの練習では長いイニング投げられるようにすることを意識して試合を想定した練習しました。オープン戦でもイニングを重ねても疲れが出にくくなっているので効果が出ていると思います。
――理想とする選手像はありますか
圧倒的な投球でバッターに脅威を与えられるような投手になりたいです。あとは、とにかく勝てる投手になりたいですねチームの優勝に貢献できることが一番嬉しいので。
――最後に今季の目標、意気込みをお願いします
個人としては5勝して最多勝を狙いたいです。安定した投球を続けられる投手を目指して、先制点取るまでは0点に抑えることを意識したいです。チームとしてはリーグ優勝してグランドスラムを狙いたいです。
○今年の一字「勝」
理由:勝てるピッチャーになりたいです。一勝もできてない自分の弱さが全てだと思います。
◆梅津晃大(うめつ・こうだい)
身長・体重/187㌢92㌔
血液型/B
好きなプロ野球選手/則本昂大(楽天イーグルス)
今後の掲載予定
4/8中川圭太内野手
どうぞお楽しみに!