Article

記事


2018.05.19
サッカー

[男子サッカー]期待のルーキー飯澤 待望の今季初ゴール!

第92回関東大学サッカーリーグ戦 1部リーグ(前期)第6節

5月19日(土) 味の素スタジアム西競技場

東洋大1-1流経大


攻守でハードワークをみせた飯澤


待望の今季初ゴールを決めた



 前半から両チームチャンスが少なく1点が試合を左右する展開の中、均衡を破ったのは1年生の飯澤(国1=横浜FC・Y)。本人にとっても待ちわびた今季初ゴールとなった。


 前半はなかなかボールを持つことが少なかった飯澤だが、後半に入り59分、エリア内でボールを受けシュートを放つも、わずかにGKが触りバーを直撃。いきなり決定機をつくる。すると69分、ロングボールに反応し裏へ抜け出すと、相手のDF陣が交錯。ドリブルで一人サイドを駆け上がると、そのままGKとの1対1に持ち込む。「スピードに乗った状態で難しい部分もあった」と振り返った通り角度があまりないように見えたが、冷静に流し込み先制点を奪った。飯澤はこれが今季初ゴール。スタメンとして出場し5試合目でようやく生まれたゴールに「結果が出せていなかったので、ここで1ゴール取れたのは大きい」と語った。その後チームは終盤に追い付かれるが、飯澤は今季初のフル出場も果たした。自らの強みを「ハードワークする部分だったり、攻撃の部分では裏を取る動きとかスピードに乗ったドリブル」と語ったが、それら全てが出た試合となった。

 1年生ながらスタメンとして活躍する飯澤を古川監督も「すごくハードワークしてくれる選手」と評価。「ああいった形でのゴール、アシストというのを増やしていってほしいし、今日はそれを攻守両面でやってくれていた」とさらなる活躍も期待している。

 未だ勝利がない苦しい状況が続くが、次節の相手は勝ち点で首位に並んでいる明大。飯澤は「絶対勝てるように頑張りたい」と強く意気込んだ。次節こそ期待の新星がチームを勝利に導く。


■コメント

・飯澤(国1=横浜FC・Y)

まだ1回も勝ててなかったので、今日は勝ちたかった。先制点取れたところまでは良かったが、最後に東洋の弱さが出たと思う。相手のCBとSBのミスをうまくゴールにつなげられたので良かった。(GKとの1対1は)スピードに乗った状態だったので少し難しい部分もあったが、冷静に流し込めたので良かった。スタメンで出てて、結果が出せていなかったので、ここで1ゴール取れたのは大きいと思う。(フル出場だったが)ゴールを取れたことで余裕が生まれたので、割と最後まで走ることができたが、体力的に足りない部分があるのでこれからもっとハードワークしていって、体力をつけていきたい。選考会では自分のいいところはあまり出せなかった。周りのレベルが高くて、もっとそこに食らいついていかなきゃ、将来の夢であるプロには近付けないと思うので、もっとこれから努力して頑張っていきたい。(いいところというのは)ハードワークする部分だったり、攻撃の部分では裏を取る動きとかスピードに乗ったドリブルとかが武器。(次節に向けて)苦しい状況が続いているので、次の明大戦は絶対勝てるように頑張りたい。


[次戦試合予定]

第92回関東大学サッカーリーグ戦1部

第7節 5月30日(水) vs 明大

東洋大学朝霞グラウンドにて 18:30キックオフ


TEXT/PHOTO=土橋岳