Article

記事


2018.06.03
サッカー

[男子サッカー]前節のいい流れをもっていけず…4敗目を喫する

第92回関東大学サッカーリーグ戦 1部リーグ(前期)第8節

6月2日(土) 県立保土ヶ谷公園サッカー場

東洋大2-3専大


<得点者>

17分  浦上

76分  松崎


<出場メンバー>

▽GK

松本健太(国3=柏U-18)

▽DF

朝妻佑斗(国3=大宮Y)→71分 坂本涼斗(国2=柏U- 18)

浦上仁騎(国4=大宮Y)

土田直輝(国2=大宮Y)

渡辺星夢(国4=前橋育英)

▽MF

長澤昴輝(国2=前橋育英)→57分 桝谷岳良(国1=川崎U- 18)

高橋宏季(国4=FC東京U-18)

野本幸太(国2=市立船橋)

松崎快(国3=大宮Y)

▽FW

坂元達裕(社4=前橋育英)

小林拓夢(国3=帝京長岡)→65分 横山塁(国1=FC東京U-18)


           今季4敗目を喫し肩を落とす選手たち


           先制点を決め喜びを爆発させる浦上


       追撃弾となる得点を決めた松崎


   前節、待望の関東大学サッカーリーグ戦(以下、リーグ戦)初勝利を挙げた東洋大。昨シーズン一度も白星をつけることができなかった専大との試合は浦上(国4=大宮Y)のゴールで幸先良く先制するも2-3と逆転負けを喫し、リーグ戦4敗目となった。

   専大のキックオフで始まった試合は序盤から両チームともシュートを打たせず、拮抗した展開となる。しかし迎えた17分、試合が動く。CKのこぼれ球に高橋(国4=FC東京U-18)がクロスをあげるとこれに小林(国3=帝京長岡)が反応。一度は相手GKに防がれるも「セットプレーは常に狙っているし、こぼれ球も狙っている」とこぼれ球にすばやく反応した浦上がゴールネットを揺らし先制する。このまま試合を終えたかったが、前半終了間際の43分にPKを与えてしまい、同点に追いつかれてしまう。先にリードを取りたかった東洋大は後半54分、67分と左サイドを同じような形から崩され立て続けに失点を喫し、2点ビハインドを追う形に。その後は高橋、松崎(国3=大宮Y)ら中心にゴールへと迫るもシュートまでは持ち込めない。76分に高橋がドリブルで1、2人と左サイドを突破し、ペナルティエリア内に侵入。一度は相手DFに阻まれるもそのこぼれ球に松崎が左足を振り抜いた。相手GKは一歩も動けない強烈なシュートがゴール下左隅に突き刺さり1点差に迫る。90分+7のラストプレーとなったCKでGK松本(国3=柏U‐18)も攻撃参加するも同点弾は生み出せず、そのままタイムアップ。古川監督は「前半の終了間際の失点の部分と後半の先にリードされてしまったというところでそのまま押し切られてしまった」と大事な時間帯での失点を悔やんだ。

 これ以上負けられない次戦の相手は東国大。昨シーズンは2戦1勝1分と相性は悪くないだけにリーグ戦2勝目を是が非でもつかみたいところだ。 


◾️コメント

・古川監督

まずは前節今期初勝利を挙げられて、中2日でのゲームだったのでそのまま勝った流れを引き継いでこの流れを切らないように今日のゲームをなんとかものにしようともちろん中2日でしんどい部分、きびしい部分あると思った中で相手も同じ条件なのでそこの部分であとはメンタル的な部分であったり、相手よりも走ることだったり戦うことなどのところが今日の勝敗を分ける部分になるという話を選手たちに話した。(昨シーズン勝てなかった専大相手だったが)特に苦手意識とかそういうふうなことはないと思うのだが、試合の流れを変わり目で得点だとか失点だとかのところで今日は前半の終了間際の失点の部分と後半の先にリードされてしまったというところでそのまま押し切られてしまったという感じ。((次節に向けて)前節勝ってこの流れを断ち切らずに残りの前期のゲームを負けない中で1つでも多くの勝ちを拾ってというふうに考えていたが、終わったしまったところはもうしょうがないのでしっかり今日のゲームのところの課題のところを検証してもう負けらないと思うので次節に切り替えてやっていく準備というのも必要だと思う。

・浦上(国4=大宮Y)

前節勝てて連勝できればいい流れに乗っていけるかなと思ったが、残念な結果になってしまった。セットプレーは常に狙っているし、こぼれ球も狙っているので、冷静に流し込めたのはすごい良かった。ディフェンスは前節0で終われて、全体として集中力持って守備ができていたが、また改めて一部リーグに所属するチームはどこも強いと感じさせられたし、今一度見つめ直さなきゃいけないと感じた。(次節に向けて)上に食らいつくためには勝ち点3が絶対必要だし、なんとしても勝ち点3取れるように一週間いい準備していきたい。

・松崎(国3=大宮Y)

連戦ということで、最初セットプレーで取れたので前半1-0で折り返したかった。その中で、不用意なPKで1点取られてしまった。後半立て続けにやられてしまって難しいゲームになった。(2点目のゴールシーンについて)リスタートという形で、相手のマークも緩くなっていた。うまくワンツーで抜け出せて、シュートは狙った訳ではなかったがとりあえず点取れてよかった。(前節の勢いには乗れなかったが)前節いい勝ち方をしたのでその勢いを生かせればよかったと思う。二度としてはいけないゲームだと思うし、こういうゲームを減らしていかないと後で苦しい思いするのは自分たちだと思う。次節は東国大で、残留圏外に上がれそうな相手だと思うので勝てるように頑張ってやっていきたい。


[次戦試合予定]

第92回関東大学サッカーリーグ戦1部

第9節 6月9日(土) vs 東国大

味の素スタジアム西競技場にて 11:30キックオフ


TEXT=谷口奏生 PHOTO=美浪健五、土橋岳、金澤瑞季