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第58回関東バスケットボール新人戦
6月4日(月) 大田区総合体育館
東洋大110-64桐蔭大
21|1Q|15
31|2Q|23
41|3Q|14
17|4Q|12
スターティングメンバー
0 田代幹
6東山勝彦
8古賀森人
22和田麗空
25種田馨
チーム最多得点をあげた和田
種田は1年生ながら堂々としたプレーを披露した
1・2年生のみで戦う関東大学バスケットボール新人戦が開幕。桐蔭大と対戦した東洋大は、1Qから点差を広げると、3Qには41点を奪い110-64と大勝し、2回戦へコマを進めた。
「個人的には出だしが良かった」と和田(済2=東海大相模)のミドルシュートで先制点を奪った東洋大。ディフェンスでは前から激しくプレッシャーをかけボールを奪うと、速攻を重ねすぐに10点差まで広げる。「監督が代わってから前からディフェンスというふうになっていて、それが機能しだしてチームの雰囲気も良くなった」と語る種田(法1=甲府西)は1Qこそ緊張から得点がなかったものの、2Qからは「自分が点を取る役割でもある」とゴールに向かうシーンが増え、得点を重ねた。
3Q、和田が3ポイントシュートを含む3連続得点で点差を広げると、チームもここまで少なかった3ポイントシュートが入り始める。小林(済1=帝京長岡)が3本のスリーポイントシュートを沈めるなど3Qだけで41点を奪い試合を決定づけた東洋大。4Qもうまく試合を運び110-64で試合終了。チーム最多得点を決めた和田は「チーム的にみんな身体能力が高くて戦える」と手応えを得た。
次戦の相手は強豪・筑波大。和田は「気持ちで負けないように」と意気込む。格上相手にどんな戦いを見せるのか注目だ。
▪️コメント
・和田(済2=東海大相模)
(今日の試合を振り返って)個人的には出だしが良かったが、チーム的には初戦という事もあって結構固かった。明日は相手が格上なので、後半のような入りをすればなんとかなると思う。(手応えと課題)手応えはチーム的にみんな身体能力は高くて戦えるが、課題ではフィジカルが弱いところ。(新人戦は2年が主体だが)今の2年生は3、4年生に絡んで練習をやっているので学年関係なく東洋として戦っていきたい。(明日に向けて)気持ちで負けないようにしたい。
・種田(法1=甲府西)
最初、初戦で緊張したが一本決めてから自分のリズムがつかめた。いいデビュー戦になった。(チームの目標は)次の試合が筑波大で大きな壁だが、そこでも怯まず戦っていけとみんなで声を出してきた。(良かった点、反省点)良かったところは思い切りよくシュートを打てたところ。悪かったところは最初の入り出しが緊張して合わなかったこと。(ディフェンスは前からプレッシャーをかけていたが)監督が信長さんに変わってからディフェンス前からというふうになっていて、それが機能しだしてチームの雰囲気も良くなった。(ゴールに向かって行くシーンが多かったが)自分が点を取る役割でもあるので自分が点を取って、チームを勝たせるように頑張っていきたい。(次戦に向けて)相手は強いが怯まずシュートを狙っていきたい。
TEXT=土橋岳 PHOTO=水野桜、渡部穂乃花