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先輩たちの志を受け継ぎ、昨年春からリーグ戦3連覇を果たした硬式野球部。一戦一戦に全力で挑み、戦国東都の舞台で栄光に輝いた選手たちの思いをお届けする。
第2日目は、竹原祐太(法4=二松学舎大付)外野手。今季はリーグ最多タイの19安打を放ち、チームの3季連続優勝に大きく貢献。自身初となるベストナインのタイトルも獲得した。止まることなく成長し続けるこの男が、最終学年として過ごした1季の思いを語る。(取材日・6月3日、聞き手=須之内海)
――今季は好調が続きましたが要因は何だったのでしょうか
一番はメンタル面。1番打者と3番打者の両方で試合に出させてもらって、共通するところは自分の一本で勢いが出ること。ただ、出塁しようではなく後ろにつなぐ意識を強くもちました。
――立正大戦では2試合で2安打と苦しみましたが
自分自身、どんどん打率が下がるなというのはあったのですが、監督さんに「その日その日で調子の波があるのは当たり前だよ。打てなくても勝てる打席を」と声をかけていただいて、切り替えがしっかりできました。
――シーズンを通して活躍できた証と以前おっしゃっていたベストナインの獲得については
優勝できたことが一番大きいですかね。あとは盗塁数。ほかの選手と差をつけられたところだと盗塁だと思います。
――杉本監督と1季戦っていかがでしたか
自分たちが考えるということもそうですし、冷静な監督さんです。
――今季は守備では右翼・左翼手が固定されない期間が長かったですが
そういう状況は確かに長かったですね。なので、神宮球場の特有の風の話は特に入念にしました。ただ、その日その日で違うこともあるので確認をしっかりして1季プレーしました。
――試合後のインタビューで遊撃手の小川(法2=霞ヶ浦)選手が竹原選手のことをしばしば口にしていますが
初めて知りました(笑)確かに守備位置の話をすることはありますね。そういうことが生かされていたら、嬉しいです。(元遊撃手としては)自分で外野のポジショニングを見て変えられたら最高ですね。
◆今後の掲載予定
7/25 堀北 彰人 内野手
7/26 小川 翔平 内野手
7/27 津田 翔希 内野手
7/28 佐藤 都志也 捕手
7/29 甲斐野 央 投手
7/30 上茶谷 大河 投手
7/31 杉本 泰彦 監督
どうぞお楽しみに!