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文部科学大臣杯第70回全日本大学準硬式野球選手権大会・開会式
8月19日(日) 浜松球場
全24校を代表して選手宣誓を行った印南
文部科学大臣杯第70回全日本大学準硬式野球選手権大会(以下、全日本)が開幕。大会を先立ち開会式が浜松球場で開催された。8月20日から浜松市を中心に、全国から集まった全24校が雌雄を決する。
2年連続での全日本出場となった東洋大準硬式野球部。今年は3月に行われたトーナメント形式の関東地区選手権大会(以下、関東選手権)を勝ち抜き、関東代表として今大会への出場を決めた。指揮を執る小田辺監督は「関東選手権のように一戦ごとに成長する戦いをしてほしい」と選手に期待を寄せる。
開会式では全24校を代表して主将の印南(文3=浦和学院)が選手宣誓を務めた。現在開催中である全国高等学校野球選手権大会(以下、甲子園)に触れ、「甲子園より熱く」と大会への意気込みを誓った。
トーナメントの組み合わせでは、2回戦に昨年惜敗を喫した中京大が立ちふさがる。印南は「1戦目の壁を越えて2戦目で去年のリベンジをしたい」と目標を語った。初戦は中国地方で圧倒的な実力を誇る広島大。8月20日(月)、菊川球場にて13時から開催される。
■コメント
・小田辺監督
昨年は予選を勝ち上がっての出場だったが、今年は関東チャンピオンとしての出場なのでてっぺんを狙っている。試験休みのブランクがあって、また一からの作り直しになってしまった。しかしどこの大学も条件は一緒なので、まずひとつ勝って、昨年負けた中京大にリベンジしたい。そこに照準を合わせて、関東選手権のように一戦ごとに成長する戦いをしてほしい。(初戦の広島大へ向け)去年も出場していて、中国リーグでは圧勝しているので侮れないと思っている。関東の代表として出ている以上、我々の実力を存分に発揮して、まずは初戦突破を狙っていきたい。
・印南(文3=浦和学院)
去年負けた中京大と1回勝てば当たれるので、そこに向けてみんなリベンジしようと。1戦目の壁を越えて2戦目で去年のリベンジをしたい。(選手宣誓は)そういった経験がないので緊張した。注目度も低いし70回の記念大会なので盛り立ててやっていきたい。(初戦の広島大戦へ向け)昨年1試合目で負けてしまっていたので、もう一度気合いを入れなおして勢いをつけていきたい。
TEXT/PHOTO=大谷達也