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平成30年度東都準硬式野球秋季リーグ戦１部・日大２回戦
９月12日（水）上柚木公園球場
●東洋大１－２日大
（イニングスコア）
1回戦 | １ | ２ | ３ | ４ | ５ | ６ | ７ | ８ | ９ | 計 |
東洋大 | １ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | ０ | １ |
日大 | １ | ０ | ０ | ０ | １ | ０ | ０ | ０ | × | ２ |
（東洋大）
瀬下（営３＝藤代）、木村（工３＝青森）ー西本（ラ２＝岩国)
２安打の活躍を見せた若原
完投した瀬下
マウンドで瀬下に声をかける印南
日大１戦目を落とし勝ち点獲得に後がない東洋大。２戦目も先制するが五回に逆転を許しそのまま敗戦。３戦目に持ち込むことはできなかった。
１戦目同様に先制したのは東洋大であった。初回、三浦（文２＝東北）が右前に安打を放つと続く若原（社３＝九州学院）の二塁適時打で１点を獲得。喜びも束の間、その裏すぐに追いつかれ試合は振り出しに戻る。五回まで毎回出塁するも後が続かず得点につながらない。先発の瀬下（営３＝藤代）は二回から四回を３者凡退で抑えるなど粘り強い投球を続けるも、五回に長打を2本浴び逆転を許す。流れを変えようと専大１回戦でキーマンとなった土屋（社２＝習志野）を代打で投入するが、反撃もなく１－２のまま試合終了。
学生コーチの遠藤（営３＝文京）は開口一番「完全なる負け試合」と話した。打者陣が機能せず相手投手に打たされる試合展開に、「バッティングが課題」と印南主将（文３＝浦和学院）は打撃面の弱さを指摘する。安打数では日大を上回ったものの、長打数ではかなわなかった。また、得点圏にランナーを進めるも得点に結びつけることができず決定力不足が露呈。改善すべき点がはっきりと見つかった試合だった。２試合連続で先発し、２戦目は９回まで投げ抜いた瀬下は僅差での敗戦に「悔しい」と反省を口にし、２失点の自分を責めた。
目標である秋季リーグ戦優勝のためにはもう負けてはいられない。次戦の東海大戦まで調整する時間はまだある。チャンスで打てるチームに、振り負けないチームに。発展途上の東洋大準硬式野球部は進化をし続ける。
▪️コメント
・遠藤学生コーチ（営３＝文京）
完全なる負け試合。打者陣が打てない。日大１回戦と同じような反省になってしまうがチャンスは作るがなかなか最後の１本が出なくて。もう少し練習から変えていなかければいけないなとみんなで試合後話していた。（課題は）強く振れない。打っているチームはバットが強く振れていてチャンスで雰囲気も相手を飲み込めるくらい持っていけるが、うちの野打者陣はチャンスがくると消極的になって、バットが振れなくて。結果的に力のない打球になってしまうので、あれではどんなにいいところに打っても安打にならない、結果にならないとなってしまう。もう少しチャンスで気持ち入れてやってほしい。（投手陣は）瀬下はよく、い連日投げていたと思うが正直長打が多い。野手のせいでもあるが。長打を打たれてしまうと一気に向こうのチャンス、こちらのピンチになってしまうのでみんなプレッシャーを感じてしまうので。なるべく単打で抑えてというところを成長できたらもう一歩上に行けるのかなと思う。（強化すべき点）バッティング。練習して良くなるか分からないが振り込むしかないので、バットを振って、打ち勝てるように頑張る。（次戦に向けて）もう本当に落とせない。次落としたらリーグ戦終わってしまうくらいの気持ちで勝ち点取りに行く。
・印南主将（文３＝浦和学院）
チャンスで打てなかったので負けるべくして負けた試合だったと思う。（課題となったのは）バッティング。守備としては瀬下が昨日も今日も抑えてくれたので、打者陣の弱さで負けたかなと思う。（今後必要なのは）チャンスで一本打てる勝負強さ。（投手陣の調子は）瀬下にしても木村にしても調子は悪くないと思う。昨日も今日も１点差ゲームで、ピッチャー陣が頑張ってくれた。（次に向けて）２タテで負けてしまったので次のカードでは１戦目から勝負をかけて２タテしたい。もう一度勢いをつけて上位に入り込めるようにしていきたい。
・瀬下（営３＝藤代）
悔しい。自分が０で抑えていれば良かった試合。２点とも自分のミスであるし今回はもう自分の責任かなと思う。（連戦で疲れは）全然大丈夫だった。２戦目のほうが調子は良かったし悔しい。（元々登板予定だったか）自分の中では考えていて。捕手もまだ全然試合経験がないのでできるだけ自分のように前から投げている投手でどんどん作ってあげないと、捕手もこれから楽に試合できないと思うので、できるだけ投げられる試合は自分が投げようかなと思っている。（９回まで投げたが）所々ピンチがあったが試合の流れもそうだったし球もいていたが、自分以外に投げさせて負けたら悔しいなと思って最後まで投げた。（日大打線は）自分のミスだがそこを逃さないところが強かった。２試合ともチームの力で負けた気がする。（強化すべき点）ランナーを背負ってから球が甘く入り打たれているのでそこを詰めたい。（他の投手陣は）調子はみんないいと思う。練習を見ている限り球もはしっている。野手陣次第ではピ投手も色々試そうかなと思っている。これから状態が上がっていくごとに出していきたい。（次戦に向けて）もう落とせないので。自分たちは力があると思うのでそこだけ信じてやりたい。
・若原（社３＝九州学院）
昨日も今日もいい形で先制点を取れたのにもかかわらず追いつかれて逆転されてしまった。同じような展開で、同じように打てなかったので改善や練習が必要なのかなと感じた。（自分の結果としては）昨日も同じような形で回ってきて、チャンスでランナーを返すことができたので、３番の仕事としては初回にいい形で流れを作ることができたと思う。でも最後の２アウト二塁で、負けてる場面で回ってきた時に三振してしまったのでそういうチームが苦しい時にもう一本出せるような勝負強さを求めていきたい。
TXET＝鶴田華穂 PHOTO=鶴田華穂、望月優希
