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2018.09.18
卓球

[卓球]男子 秋季リーグ戦 慶應大との最終戦敗れ3部入れ替え戦へ

平成30年度 秋季関東学生卓球リーグ戦


9月14日(金)〜16日(日) 所沢市民体育館


東洋大4-3國學大

●坂本
1-3◯関
◯菊池3-2●石田
◯星野3-1●松本
●坂本・村北2-3◯石田・浦
●石川2-3◯浦
◯安藤3-2●吉田
◯村北3-2●岩本


東洋大0-4日体大

●星野2-3◯藤田
●高橋0-3◯内村秀
●村北0-3◯大谷
●坂本・村北2-3◯内村秀・内村英


東洋大0-4法政大

●坂本0-3◯青山
●村北0-3◯高取
●星野0-3◯松山
●高橋・星野0-3◯高取・佐藤


東洋大2-4大正大

◯石川3-1
●船山
●福澤1-3◯工藤
◯星野3-1●湯本
●高橋・星野1-3◯工藤・山田
●安藤2-3◯山田
●高橋1-3◯日口


東洋大1-4慶大

●星野1-3◯久道
●石川0-3◯林
◯菊池3-0●赤松
●高橋・星野0-3◯白井・林
●安藤2-3◯白井


 気迫あるプレーで勝利に貢献した村北

4年生としてチームを支えた安藤
チーム一丸となって戦った


 9月14日から3日間にわたって行われた秋季関東学生卓球リーグ戦(以下、秋リーグ)。5月に行われた春季関東学生卓球リーグ戦(以下、春リーグ)は、入れ替え戦こそ逃れたものの、結果は6チーム中5位。秋リーグは2位以上を目標に挑むも、2部の実力の高さに苦戦。初戦の國學大戦は、接戦を制するも、その後は勝ち点を奪えないまま迎えた最終戦は、秋リーグ3部から2部に昇格してきたばかりの慶大に1-4でまさかの敗戦。2部残留をかけ、入れ替え戦が決まった。

 

  初戦の相手は、春リーグ3位の格上國學大。1セット目を落とすも、その後粘りフルセットまで持ち込む。一進一退の攻防を続けたが、最終セットを村北(法4=遊学館)が見事に奪い、4時間以上の激闘を制し、初戦をものにした。チームの勝利に貢献する活躍を見せた村北は試合後、「緊張した。4年生なので悔いの残らないようにやれと言われていた」と語った。続く2戦目の相手は春リーグの入れ替え戦で1部から降格してきたばかりの日体大。1戦目のいい流れをつなげたいところだったが、実力を見せつけられストレート負けを喫した。

 2日目は、それまで全勝し勢いに乗る法政大にまたしても無念のストレート負け。それでも、五十嵐コーチは「レベルの高い選手の人とやって得たことを明日につなげていきたい」と最終日に向け切り替えた。

 2部残留のためにも負けられない最終日。4回戦目の相手は大正大。1セット目を奪うも、その後は勝負どころで決めきれず、2―4で惜敗。2部残留をかけ、後がない状況で迎えた慶大との最終戦。五十嵐コーチが試合から「絶対に勝たなければいけない」と話していた慶大は春リーグの入れ替え戦で3部から降格してきたばかり。一番手を任されたのは、一年生の星野(法1=学館浦安)。それまでシングルで2勝し、「格上の選手にも勝てて自信がついていた」という星野は、先輩たちの思いを背負い奮闘するも、1-3で1セット目を落とした。チームはその後流れを取り戻せず、1-4で敗れ、入れ替え戦が決まった。

 「とにかく悔しい」とチームを支えてきた主将の坂本(済4=埼玉栄)は悔しさをにじませた。また、「リーグ戦を通して、先に仕掛けることができなかった」と1セット目の戦い方を課題とした。

 「4年生にとっては最後の大会。4年生にいい花を持たせてあげられるよう完璧な勝利を収めたい」。馬場コーチは試合後、こう語り気持ちは前を向いていた。10月6日に行われる入れ替え戦で、屈辱を晴らすために、ここで立ち止まるわけにはいかない。

■コメント

・馬場コーチ(男子)

今日は4年生がいない状況の中で戦った。下級生が頑張ってくれた。(最終日は)2勝するつもりが1勝もできなかったことは残念に思う。(リーグ戦を振り返って)目標としては2位以上を狙っていた。自分たちが思っている以上に相手のボールが早かったりする。もう一度全員でイメージを共有して1セット目からいいスタートを切って入れ替え戦を戦い抜きたい。(入れ替え戦に向けて)4年生にとっては最後の大会。4年生にいい花を持たせてあげられるよう完璧な勝利を収めたい。

・坂本主将(済4=埼玉栄)

結果的に三つ巴で3部の入れ替え戦に回った。とにかく悔しかった。(リーグ戦3日間を振り返って)今回のリーグ戦の内容自体は良かった。ベンチワークもできていたので負けたことがショック。下級生でも星野や高橋が力を付けているのでそこは良かった。(入れ替え戦への課題)(入れ替え戦に向けて)あまり時間がないのでとにかくできることを、最善の状態で臨みたいと思う。

・星野(法1=学館浦安)

(今日の試合を振り返って)2点使いしてもらったが勝ち切ることができず悔しい(試合内容)競った試合はあまり勝てていないから、競っても勝てる選手になりたい。(次の試合に向けて)自分が勝てばチームの勝利も近づくので、しっかり勝って先輩たちに有終の美を飾って欲しい。

 TEXT=松本菜光花 PHOTO=松本菜光花、鈴木拓磨

平成28年度春季関東学生卓球リーグ・東女体大戦
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