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2018.10.07
バスケ

[バスケ]江戸川大に接戦を制し、4連勝!

第94回関東大学バスケットボールリーグ戦

10月6日(土) 江戸川大学駒木キャンパス


東洋大70-68江戸川大


 24|1Q|20

 10|2Q|7

 17|3Q|21

 19|4Q|20


スターティングメンバー

7 大野太聖

8 古賀森人

22 和田麗空

35 杉田涼

57 上甲真之介




川上のシュートがチームを救った

ラシードはチームの起爆剤だ


 終始接戦の中、繰り広げられた江戸川大戦。残り37秒の攻防を制すると、70―68で逃げ切り、4連勝目を飾った。


 3連戦となる初日、今リーグ2回目となる江戸川大との一戦に臨んだ。前半からディフェンスを前から仕掛け、プレッシャーをかける。しかし、相手もそのディフェンスの攻略をするようにバックコートを突破し、両者一歩も引かない攻防に。34―27で前半をリードしたまま折り返す。

 後半、開始とともに相手に立て続けに点数を決められるなど相手ペースの試合展開となり一時は同点まで詰め寄られる。接戦の場面でもディフェンスでチャンスを作りだし、3点のリードを保ったまま勝負は最終Qへと託された。

4Q、大野(文4=市立柏)のスリーポイントから流れを東洋大に引き寄せる。また、「チームを盛り上げるプレーをしようと思っていた」とラシード(済3=越谷西)のインサイド、「出た時に決められるように準備していた」と川上(済4=市立船橋)のジャンプシュートがチームを勢いづけた。しかし、チームの約束事である「スリーポイントシュートを打たせない」ことが果たせず、大事な場面で決められてしまう。残り37秒で69―68と1点差。緊迫した中、マイボールからの最後の1プレーは決まらず、相手の手にボールが渡り絶体絶命のピンチに。シュートを決められてはいけない、ファールもできないという局面だったがディフェンスで粘り勝ち、相手のオフェンスファールを誘った。残り16秒、再びマイボールから始まるとファールからフリースローで1得点加算し、70-68で試合終了のブザーが鳴った。


 「一番大事なところでやるべきことを守れていなかった」と佐藤コーチ。連勝を記録したが、納得できる試合内容ではなかった。

だが、この勝利で順位を5位につけ、1部入れ替え戦がみえてきた。「この流れのまま法大にも勝って、埼玉工大にも勝って1部入れ替え戦に入りたい」と川上は意気込む。勝負は現在2位に位置する法大との次戦。今回の勝負強さをみせ、連勝記録を伸ばしたいところだ。



■コメント

・佐藤コーチ

前半でポイントガードの大野のファールが混んでしまってそこでリズムが悪くなってしまったが、よく我慢して後から出ていったものがその分つなげた。最初が今までと少し違う形のリズムだったので、そのリズムがゲームの最後まで続いてしまったという感じ。(1点差の場面では)シュートが入った場合と外れた場合の指示をただしただけで、とにかく強気でボールを丁寧に扱いなさいという話はした。(活躍した選手)全体的に悪かったので、そういった意味ではラシードがしっかりインサイドを頑張ってくれた。後は一番大事なところでやるべきことを、チームのルールを守れていなかったというのがあった。そこはちゃんと修正していかなければいけない。(チームのルールは)オフェンスもディフェンスもあるが、最後、スリーは絶対打たれちゃいけないというところで2本連続で入れられているので、徹底できてないというところだった。やっぱり勝つためには絶対に実行しなければいけないというところを彼らは学ばなければいけない。(次戦に向けて)チームの約束事を守って東洋のリズムであるディフェンスからしっかりやらないと、きついゲームになってしまうので、まず、自分たちのリズムを取り戻すような形でディフェンスからしっかり入っていければと思う。


・川上(済4=市立船橋)

チームとしては1周目に江戸川大とやったときにプレスが低かったのでそこをちゃんとやっていこうとなっていたが、相手は練習して入ってきたので、それに対してはしっかりハーフでディフェンスやってからインサイドで攻めようとしていた。個人では今まで出場時間をもらってなかったので、出た時にスリーポイントを決められるように準備をしていた。(佐藤)信長さんからはスリーが決まらなかったときはディフェンスから足を動かして頑張れと言われたので、そのときは頑張ったらジャンプシュートが決められた。(1点差の場面は)もともとスリーポイントケアとなっていたが、相手に決められてタイムアウトを取っていろいろ確認をした。ディフェンスはしっかりスリーポイントケアだったり、まずマイボールにしてから走ったり。オフェンスではしっかり攻め気を持って攻めるということをコーチと選手で話した。(接戦時の心境は)自分ができること以外のことはやらないようにして、自分ができることをしっかりやって、リバウンドだったり、ルーズボールだったり、シュートをノーマークで打てるように準備はしていた。(次戦に向けて)法大も順大に負けていて、それで何かしらあると思うのでここ3連戦で今日も勝ったのでこの流れのまま法大にも勝って、埼玉工大にも勝って1部入れ替え戦に入りたい。


・ラシード(済3=越谷西)

3ピリ4ピリは監督にスリーポイントシュートを入れさせるなと指示があったがやられてしまった。勝利はしたが内容的にはいいゲームではなかったので、次回に向けて修正して頑張りたい。(試合にあたって意識したこと)相手に留学生がいたので相手に点を与えないことと、自分が率先して点を取って景気づけになるような、チームを盛り上げるプレーをしようと思っていたので、それができて良かった。(残り37秒のタイムアウトでは)24秒使い切ってシュートで終わるってことを言われていた。もし相手のオフェンスになった時は絶対にノーマークでスリーポイントシュートを打たせないようにという指示はあった。(接戦の時の心境は)自分がアタックして点を取って倒してやるというくらいの強い気持ちでいた。(次戦に向けて)次戦も2部の2位のチームで強敵。そこで勝てば上の入れ替え戦がみえてくるので、チーム一丸となって、自分としても点を取ってダンクシュートも決めて頑張りたい。


TEXT=水野桜 PHOTO=外狩春佳

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