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1月12日(日)東洋大グラウンド
かしわ手を打つ新主将・山崎(左)と杉本監督
必勝祈願をする選手たち
願いを込めてダルマに目を入れた
張り替え工事が終わった人工芝の上でガッツポーズをする副主将の村上(左)と山崎主将
東洋大グラウンドにて恒例行事であるグラウンド開きが行われ、硬式野球部の新体制チームが始動した。
部員をはじめOB会や父母会の幹部らが一堂に会し、午前11時からグラウンドにて祈祷が行われた。人工芝の張り替え竣工(しゅんこう)報告、そして硬式野球部の安全と必勝を祈願。さらに増子部長、杉本監督につづき、主将の山崎(営3=愛工大名電)が選手を代表してダルマに目を入れ、日本一奪還を誓った。
グラウンドでの練習は15日からを予定しているが、チームはすでにリーグ戦に向け練習を開始。この日も午前中に室内練習場とブルペンでの練習を行なうなど、準備に余念がない。エース・村上(総3=智弁学園)も山崎を座らせ、57球を投げ込んだ。女房役は「今年に入ってからは初めて球を受けたけど、この時期にしては調子が良い」と絶賛。また、自身についても「都志也さん(佐藤、法4=聖光学院)のリーダーシップのとり方とか、見習うところは見習う。でもとらわれすぎずに。自分らしくやりたい」と闘志を燃やした。
芝も張り替え、球春に向けていよいよスタートラインに立った。リーグ戦、そして日本一奪還へ。チームは気持ち新たに前へ進む。
■コメント
・山崎主将(営3=愛工大名電)
グラウンドが11月ぐらいから使えなくて、今月の15日ぐらいからやっと使える。いよいよシーズンが始まるなっていう印象。新しい芝になってからまだプレーしてないからわからないけど、見栄えも良くて、より一層プレーもやる気出る。キャプテンになった当初に追いつけるように頑張ろうと思ったんですけど、その背中が偉大なので(笑)。見習うところは見習って、あまりとらわれたり、意識しすぎずに自分らしくやっていきたいなって。見習うプラス自分らしさを出していきたい。4番とかのこだわりはないけど多分クリーンアップ。打率とかホームランよりは打点を。チャンスで一本っていうのを。野球って良いところでキャプテンとか中心選手に回ってくる。だからそこで打てれば勝てると思ってる。ピッチャーは今年に関しては、点を多く取られてるとかではないので。自分は打てる準備をしっかりして、打点にこだわってやっていきたい。声で引っ張るというよりはプレーで引っ張るタイプなので、そういうリーダーシップの取り方を都志也さんを見習いたい。
・村上(総3=智弁学園)
チームとしては日本一というのを目標にやっている。個人では大学通算20勝いきたいと思っているので、最低でも今季で8勝したい。今年は最終学年ということなので一番はけがなくみんなで野球を最後までやり遂げられればいいなと思う。(人工芝が張り替えられて)芝生が新しくなってから始めてグラウンドに入った。神宮もこんな感じだと思う。
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TEXT=谷口遥菜、PHOTO=加藤勇大、谷口遥菜