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2022.01.24
ラグビー

[ラグビー] 『スポトウが届ける喜びの声』コメント完全版 第3日目・4年生①

昨年12月に行われた2021年度関東大学リーグ戦1部2部入替戦で勝利を収め、1993年度以来29年ぶりの1部復帰を果たした東洋大ラグビー部。『スポーツ東洋』93号(2021年12月23日発行)では、試合の詳細をお伝えし、続く94号(2022年1月20日発行)では、選手やOBの方々の喜びの声をお届けした。今回は、その紙面に載せきれなかったコメントを含め、4日間にわけて紹介する。


1部昇格が決まり祝勝会で笑顔を見せるラグビー部

(写真提供:東洋大学体育会ラグビー部)


第3日目は、ラストイヤーとしてこの一年を戦い抜いた4年生から、葛見達哉(法4=千葉経済)、大内錬(ラ4=佐野日大)、廣田篤史(法4=長崎海星)の3選手。大学でのラグビー生活を「1部昇格」という最高の形で締めくくった選手が、率直な思いを口にし、これから1部の戦いに挑む後輩へメッセージを送った。


◆葛見 達哉(法4=千葉経済)選手

――1部昇格の感想を教えてください

昨年[2020年]から社会全体が様々な困難に見舞われ苦しい中で、チームとしてたくさんの努力と苦労を重ねた結果が初めて報われたと感じました。


――1部昇格の要因は何ですか

1部昇格を最終目標として捉えていなかったことだと思います。様々なことで日本一のチームになろうという考えで、日々の生活から意識が変わった事で強いチームになったのだと感じます。


――ラストイヤーはいかがでしたか

最高学年であっても、常にチームメンバーの考え方や捉え方などを勉強させてもらう事で、とても成長した最終年になりました。


――後輩への思いはありますか

東洋大学体育会ラグビー部が、どれだけ素晴らしいチームなのかを知ってもらえるような、活動と活躍を期待しています。


――来年[2022年]のチームや1部のここに注目といったポイントはあります

毎年プレーや人間性での成長を重ねているチームなのでその成長に注目してほしいです。



◆大内 錬(ラ4=佐野日大)選手

――1部昇格の感想を教えてください

去年[2020年]にすごく悔しい思いをしたので本当にうれしいです。
この結果はたくさんの方々のサポートがあっての結果なので、感謝の気持ちでいっぱいです。


――1部昇格の要因は何ですか
練習はもちろん、日常生活の挨拶や掃除など当たり前のことを徹底して行うことで、結果がついてきたと思います。


――ラストイヤーはいかがでしたか
初めてけがで離脱し、苦しい時期もありましたが、学ぶことが多く大きく成長できた年でした。


――後輩への思いはありますか

後輩たちにはたくさん助けられたので感謝の気持ちを伝えたいです。そして大学ラグビーを楽しんでほしいです。



◆廣田 篤史(法4=長崎海星)選手

――1部昇格の感想を教えてください
ずっと目標としてきた、1部昇格を達成することができて、本当にうれしいです。最後まで苦しい場面がありましたが、仲間を見ていると、必ず守り切ってくれると思い、見ていました。最後笛が鳴った瞬間涙が止まりませんでした。あの瞬間は一生の宝物です。


――1部昇格の要因は何ですか

他大学にはない、団結力と人間性の部分であると思います。


――ラストイヤーはいかがでしたか

ラストイヤーは、とにかく1日1日が早かったです。また、昨年[2020年度]の先輩のおかげで春季大会を闘うことができて、4年間の中で一番いい春を過ごすことができ、良い経験をすることができました。夏合宿も学校関係者の方々のおかげで行うことができ、とても充実した日々を過ごすことができました。


――後輩への思いはありますか

来年[2022年]は関東大学リーグ戦1部として、シーズンを戦えることが正直、羨ましいです。
後輩たちも来年また歴史を残してくれると思うので、すごく楽しみです。必ず応援に行きます!


――来年[2022年]のチームや1部のここに注目といったポイントはあります

東洋のFWのスクラムとモール、BKの多彩な攻撃はやはり注目です。1部のコンタクト(体をぶつけ合う)所が注目するポイントです。



※ 新型コロナウイルス感染症への対策により、選手の方々に質問を送らせていただき、コメントを寄せてもらいました。

※ 入替戦は2021年12月に開催されたため、質問とコメントでの「昨年」は2020年(度)、「今年」は2021年(度)、「来年」は2022年(度)となっております。


◇コメント掲載日程◇

第1日目:リーグ戦ベスト15(神田選手、齋藤選手、タニエラ選手)

第2日目:OBの方々(深澤さん、高橋さん、浅倉さん、村井さん、小山内さん)

1月25日:4年生②(松田主将、北村副将、小熊副将、中島副将)


◇『スポーツ東洋』第94号について◇

『スポーツ東洋』第94号発行のお知らせ