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2025.12.17
硬式野球

[硬式野球]2025年秋季リーグ戦振り返りインタビュー/山田隼外野手、谷公希投手


 連続インタビュー投稿4人目は山田隼外野手(総3=木更津総合)。打力面で期待され、起用された山田選手は、秋季リーグ戦を振り返り「調子の波があった」と語った。そんな彼は、次春に向けて打力だけでなく走塁や守備にも磨きをかけ、一回り成長した姿を見せたいと意気込む。(取材日・11月19日、聞き手・吉田妃莉)


ーー秋季リーグの総括(チームとして)良かった点、課題 

最初5連敗から始まってそこから諦めずに3位まで行けたことです。チームが苦しい時に結果を残せる選手が少なかったかなと思います。


ーー個人としての今季総括(手応え・課題)

春にある程度成績が残せて秋に調子の波を少なくすると言うのが目標だったんですけど春と変わらず調子の波があったのが結果を出せなかった原因かなと思います。

チームが苦しい時に結果を残せる選手が少なかったかなと思います。



ーー一番印象に残っている試合(理由)

青学戦で勝ち点をあげたことです。

(理由)春、青学に負けて青学を倒そうと頑張ってきたので練習の成果が出たかなと思います。


ーー自分のプレーで手応えを感じた場面

長い間でなくて1本目が出た時です。


ーー今季の収穫(守備/打撃/投球など)

バッティングをまだまだ練習しなきゃなと思いました。


ーー冬に取り組みたいこと(春へ向けて)

自分は打つ方で期待されていると思うので来年は打つ方でチームを引っ張っていけたらなと思います。


ーー3人の選手がドラフトで指名されたが、その時の心境は

すごいな、選ばれるかなと思っていたので自分も少しでも近づけるようにしたいと思いました。


ーー4年生との印象深い思い出やエピソード

宮下さんは下級生の時からつきっきりで練習してきて、最後は宮下さんの活躍を見れたし、ドラフトも選ばれて一緒にやってきた先輩として嬉しかったなと思います。


ーー来季への意気込み

今年以上の成績と打つだけではなくて走塁と守備もチームに必要とされる存在になれるようになるように頑張ります。


◇プロフィール◇

山田隼(やまだ・はやと)

生年月日/2004・4・14

身長・体重・最高球速/173㌢・77㌔

テンションが上がる曲/平井大

野球を頑張る上でのモチベーション/最後、4年間頑張ってきた同級生と笑って終われるようにすることです。


PHOTO=髙梨美遼



  連続インタビュー投稿5人目は谷公希投手(総3=三重)。秋季リーグ戦では登板した5試合中4試合で無失点と、中継ぎとしてチームを支えた。先発投手や長いイニングを任せられる選手を目指す彼に、秋季リーグを振り返ってもらった。(取材日・11月19日、聞き手・髙梨美遼)


ーー秋季リーグの総括(チームとして)良かった点、課題 

大きな連敗から入って、オープン戦でそういう連敗がなかなかなくて、結構みんな焦ったりしていたんですけど、亜細亜戦の1勝を皮切りに勢いに乗れたことが良かったです。1勝1敗になった時に勝ち点を取り切れたのも大きかったと思います。

課題は個人的に、野手の徹底力かなと思います。自分はピッチャーなのであまり言える立場じゃないんですけど、野手の話し合いがあった中でも徹底力が課題としてミーティングで出ていたので、そこかなと思います。


ーー個人としての今季総括(手応え・課題)

春より明らかに丁寧に投げられました。まだできたなという部分はあるんですけど、自分の持っている能力のなかで丁寧に投げることはできたかなと思います。

課題は、もうちょっと平均球速を上げないとロングイニングを投げられないかなと思うので、個人的に先発したり長いイニングを投げたりしたいので、この冬はそういうところをメインに課題に取り組んでいっています。


ーー一番印象に残っている試合(理由)

亜細亜、青学の後半のイニングを投げた試合です。

勝っている場面でまわしてもらって、1点差で8回、9回を任せてもらうっていう役割を与えてもらったことも嬉しかったんですけど、期待に応えないといけないのでプレッシャーもある中で、コントロールミスがほとんどなく投げられたのは自信になりました。


ーー自分のプレーで手応えを感じた場面

亜細亜の試合で1点差で勝っていて、8回9回を連続でランナーを出さずに試合を締めれたのは個人的に自信になった試合です。


ーー今季の収穫(守備/打撃/投球など)

どの球種でもゾーンに投げられるので、相手に絞らせずに投げきれるというのは収穫です。



ーー冬に取り組みたいこと(春へ向けて)

先発やロングリリーフとか長いイニングを投げられるようにしたいので、この冬は投げ込みを増やしていて、それの継続です。去年も結構、もう無理だったら終わりぐらいの気持ちで取り組んでいたので、それ以上の取り組みを今しようと思ってやっているので、それも継続できるように頑張りたいなと思います。


ーー3人の選手がドラフトで指名されたが、その時の心境

とりあえずすごい。すごいのと嬉しいのと。そういう選手と一緒にやっていて、後ろを守ってもらったり、一緒に野球をできたことが大きな財産なので、すごいと嬉しいが大きな感情でした。


ーー4年生との印象深い思い出やエピソード

キャプテンの池田さんが高校からの先輩なので、それもあってどの先輩にも入寮した時から優しく接してもらっていて。1番の思い出は、入寮した時は1人で行動できなくて、1個上先輩と動かないといけないというルールがあるので、そういう時にいっぱいご飯に連れて行ってもらったり、それ以降もよくご飯連れて行ってもらったりしたのでそういうのが思い出です。


ーー来季への意気込み

今まで以上に大事な場面で任せてもらえるようにオープン戦から結果を残して、チームとしても優勝して、先輩方が出れなかった神宮大会や全日本に出れるように頑張りたいです。


◇プロフィール◇

谷公希(たに・こうき)

生年月日/2004・6・23

身長・体重・最高球速/182㌢・81㌔・147km/h

テンションが上がる曲/Mr.Children

野球を頑張る上でのモチベーション/帰省です。半年に1回の帰省がめっちゃ楽しみです。あとは両親とか、周りの人に支えてもらってるので、結構迷惑をかけているので感謝しながら。自分が投げているのをみれると嬉しいと思うので、それを目標にこの1年はやってきたので今後も継続ですね。


PHOTO=吉田妃莉