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東都に２年ぶりの春が訪れる。止むに止まれぬ選択で春季リーグ戦が中止になってから１年。困難な状況でもそれぞれが自身と向き合い、個々のレベルアップを図ってきた。離れていてもチーム全員心は一つ。「一心 〜日本一〜」をスローガンに戦う選手たちへのインタビューを10日間にわたりお届けする。
第７日目は昨季、スタメンとしてフル出場し、チームを活気づけた瀬川航騎内野手（総４＝聖光学院）。自身の状態や４連覇を目指す今季への意気込みを吐露した。（取材日３月２日、聞き手＝浅野琴美）
ーー冬の練習はどんなことに取り組みましたか
そうですね。冬の休み期間は、近くにバッティングセンターがあるので通ったりしました。あと、家の周りでできる走りですね。長距離のランニングをしました。足腰を鍛えたりとか、あとは素振りぐらいですかね。
ーー何を意識していましたか
野球は足腰から始まると思っているんで、ランニングに関しては、足腰を鍛える意識を持っていました。スイングや素振りに関しては、体のキレを落とさないのと振る力を強くすることを意識しました。
ーー現在はどんな練習をしていますか
今は実戦も始まってきて、紅白戦もやったりしていて。前までは、ランニングが多い基礎トレーニングの練習をしていたんですけど今は、振り込みを多くした練習をやっています。
ーー現在の調子はいかがでしょう
紅白戦もやっている中で、けっこうヒットコースに飛んでいってくれています。弱い打球でも抜けてくれたりするんで、ボールが飛んでくれる方向がいいです。今は打球もけっこういい感じで飛んでますし。方向もセンター中心っていうことで、センター方向に打球がいっぱい飛んでるっていうのが調子いいときの感じですかね。自分的には、今の状態はけっこういいと思います。これをリーグ戦まで続けられるようにしたいです。チーム的には、ピッチャーもバッターを立たせる状況で投げています。紅白戦も何回もやっていて実戦練習が多くできていますし、いい実戦になっているかなと思います。
ーー現在の課題は
今の課題は、走塁ですかね。昨年盗塁０っていうのが心残りでした。試合に出させてもらっている以上は、盗塁を多少は決めたいですね。
ーー昨年のチームと違うところはありますか
昨年のチームと違うところは、何ですかね。（笑）明るいですね！！下の学年からも、何でも言える状況を作っています。どんどん声を出してくれますし、ガツガツ来てくれます。僕らの代は明るいです。
ーー最高学年になりますが、気持ちの変化は
そうですね。昨年は１個上の先輩がいて、多少甘えていた部分もありました。もう自分が最高学年なので、最高学年の僕らがやらなきゃいけないって思っていて。今年は責任感があります。
ーー今季、注目してほしいところはどこでしょう
バッティングですね。簡単に三振しないところが自分の持ち味でもあるんです。ツーストライクに追い込まれても、簡単に三振しないぞ！っていうところに注目してほしいです。今は、下位打線なので全球打っていくところにも注目してくれ！っていう感じですね。（笑）
ーー今季期待の選手は誰ですか
大高（営２＝常総学院）です！優成は、体もデカイのでバッティングに期待してます！
ーー対戦が楽しみな相手は
青学ですかね！上がってきたので！
ーー今季を制せば、春４連覇となりますね
４連覇っていうことにとらわれるんじゃなくて、自分たちは自分たちのできることを精一杯やりたい。４連覇っていう言葉だけにとらわれすぎると、変なプレッシャーがかかってしまう。自分たちのできる技量っていうのは分かってるんで。その技量を全て出し切るように精一杯やりたいと思っています。
ーー数字的な目標はありますか
数字は僕の背番号の「３」ですかね。
ーー３にはどんな目標が込められているんですか
３割！３ホームラン！３ホームランちょっときついかな。（笑）
ーー最後にリーグ戦に向けての意気込みをお願いします
この春のリーグ戦は、新しいチームになって初めてのリーグ戦です。そのリーグ戦で、自分たちのできる役割っていうのをやっていく。凡事徹底っていうか、自分らのやれることを絶対にやるっていうふうにしたいです。いきなり技術は上がったりしないので、今までやってきたことを試合でしっかりと発揮できればいいかなと思っています。
◇プロフィール◇
瀬川航騎（せがわ・こうき）
生年月日／1999・10・28
身長・体重／172㌢・71㌔
生まれ変わるなら何になりたいか／鳥（鷹）。鳥になって空を飛びたい
好きな曲／イエローバックスが好きです！
オフの日の過ごし方／韓ドラを見る。愛の不時着、梨泰院クラスとか。
※オンラインでの取材をもとに作成しています。
※学年は新年度のものです。
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３月27日木村翔大内野手
３月28日佐々木俊輔外野手
東都ベースボールWeb特別編
