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聖地神宮で再び戦うことを目標に“一戦必勝”のスローガンのもと戦い続けた東洋大の戦士たち。戦い抜いた先に待っていたのは5季ぶりの１部昇格という最高の結果だった。自分たちの力で勝利をつかみ取り、目標を達成した今季を振り返った時、選手たちは何を語るのか。どのような思いで戦っていたのか。激闘の半年を振り返ってもらう。
第４日目は、入替戦でバットで打線を引っ張り勝利を大きく引き寄せた石上泰輝（営４＝徳島商業）内野手 。１部昇格を決めた今季について、１部の舞台に向けたこれからについて、チームの中心副将が語った。（聞き手＝一ノ瀬志織）
ーー今季を振り返って
あんまり良くなかったなって言うのが素直な感想です。
ーー今季リーグ戦で一番印象に残る試合は
優勝を決めたあの拓殖戦ですね。
ーー今季今までの個人の振り返り
個人として打撃の方ではぜんぜん打てなくて、チームにあまり貢献できなかったなって思います。守備ではエラーもしてしまったんですけど、それなりにはできたかなっていうのはあります。
ーー打席で意識していたことは
２番バッターになったので、やっぱりつなぐっていうことを意識していました。
ーー昨年悔しい思いをした入替戦、どんな思いで望んだか
悔しい思いをしてやっぱり、リベンジするっていう気持ちを強く持っていきました。
ーー入替戦の試合を振り返って
チーム全員が調子良かったので勝てたし、１部に上がれたことが本当に良かったなと思います。
ーー久しぶりの神宮球場はいかがでしたか
お客さんもいっぱい来てくれて、あんないっぱいいる中で野球できるのはあまり無いと思うのでいい経験もできたし、やっぱり守りやすいですし、打ちやすいですし、とてもやりやすかったです。結構緊張してました。初戦とかは特に。
ーー１部昇格について
１部上がれたことは嬉しいですし、やっとスタートラインに立ったと言うか、やっと全国に向けてスタートできるって思ってます。
ーー課題と収穫
バッティングの方で結果が出なくてその原因を今突き止めてそれをこなしていってる状態なので、そこをいかに秋に向けて直していけるかなので、これからの結果は変わってくるかなって思います。
ーー試合中、誰よりも笑顔の印象が強いですが
特に意識してることはないです。ただ嬉しいって気持ちが出てるのかなって。
ーー今のチームの力について
東都１部でもやっているだけの力はあるとは思うので、そこからどうやって一人一人が噛み合っていけるかが課題かなって思います。
ーー打線においての自分の役割は
前のバッターが出れば次の後ろのバッターにいかにチャンスで繋いでいくか考えてますし、前のバッターが出なければ自分がなんでもいいので出塁することが大切かなって思ってます。
ーー夏に取り組みたいこと
バッティングもそうですし、体の強さって言うのをもう一回作り直して、秋にベストな状態で持っていくことを今頑張ってます。
ーー四年生、副将として過ごしたこの春はどうだったか
それなりのプレッシャーはあったんですけど、下級生がいかにやりやすいようにできるかを考えて行動したり、声かけであったり、してたんで、それでちょっとはやりやすくなってくれてたら良かったなと思います。
ーーチーム全体として意識していきたいこと
（僕たちは最後になるんですけど）全員が１部で優勝するっていうのを全員が一緒の方向を向いてやっていけば、それなりの結果は出るかなと思ってます。
◇プロフィール◇
石上泰輝（いしかみ・たいき）
生年月日／2001・５・18
身長・体重／172㌢・8５㌔
好きな食べ物／ミニトマト
期待している後輩（可愛がってる後輩）／佐久間（済３＝千葉黎明） です。
2023年前半の１番思い出／１部上がれたこと
ココを見てほしい！／堅実なプレー
♢13日間連続インタビュー♢
第７日 宮本涼太 外野手
第８日 花田旭 外野手
第９日 加藤響 内野手
第１０日 一條力真 投手
第１１日 石上祐介 投手
第１２日 後藤聖基 捕手
第１３日 水谷祥平 主将
♢特別企画♢
１． 特別対談・馬込吉田の一塁手争い
２．１部の舞台へ！水谷祥平主将特別インタビュー
♢インタビュー♢
宮下朝陽 内野手
細野晴希 投手
