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2019.09.02
硬式野球

[硬式野球]12日間連続インタビュー~令和初の連覇へ~ 第6日 木村翔大内野手

   春季リーグ戦では勝ち点5つを奪い、完全制覇を果たすも日本一奪還には及ばなかった。その雪辱を果たすべく迎える秋季リーグ戦に向け、オープン戦を重ねること13試合。日本一へ再度挑むべく、戦国東都を戦う選手たちの熱い思いを12日間にわたりお届けする。




第6日目は持ち味の守備で春季リーグのスタメン入りを果たし、オープン戦では打率3割台と好調の木村翔大内野手(総2=霞ヶ浦)。さらなる飛躍に向け取り組む戦士に意気込みを語ってもらった。(取材日・8月28日、聞き手=加藤勇大)


--オープン戦の仕上がりをパーセンテージで表すとどれくらいでしょう

60%ぐらいですかね。40%は守備面ですね。自分の持ち味の守備面でエラーを2つしてしまった。そこが普段の自分のプレーと違う部分が出てしまいました。また、2番であったり3番であったり上位の打順で打たせてもらってて打率はそこそこ残せていて3割台に乗せているんですけど、打点がまだ0なのでこれからの課題かなと思っています。


--このオープン戦では雨の中の試合もありましたがやりづらさはありましたか

そうですね、打球は結構速くなるので。でも、雨の日でも普段からその試合を想定したノックをしているのでやりづらさはありますけど対応はできると思っています。練習通りにはできたかなと思っていますね。


--成長や手ごたえを感じる部分はどこでしょう

春が終わってから監督さんとバッティングフォームについていろんなことを話したり試したりと色々やっていました。その中で春のオープン戦では打率が1割もなかったんですけど今は3割ぐらいでアベレージは残せてるとところですね。結構コンスタントにヒットが出せるようになったかなと思います。


--特に意識して練習している部分は

東都にもボールが速いピッチャーがたくさんいます。それに合わせてチーム全体で大きなスイングをするのではなく相手のピッチャーのスピードの効いたボールを生かしたコンパクトなスイングを心掛けています。


--ショートということで小川選手(法3=霞ヶ浦)とのポジション争いが予想されますが

そうですね、今は小川さんのバッティングの調子が上がってこないので自分がショートで出れてるって形だと思います。そこで小川さんのバッティングの調子が上がってきたら小川さんがスタメンで出ることになると思います。なのでもし小川さんの状態が上がってきてもそれまでに木村は外せないなっていう活躍を見せれたらと思いますね。それが個人としての成長にも、チームとしての底上げにもなると思っています。先輩ですけど切磋琢磨しながらできればいいなと思います。


--高校の時も小川選手がショートの時はサードを任されていたと伺いました。複数のポジションをやることに難しさはありますか

自分が選手として生きていくためにバッティングが弱いと思っています。その分、色々なポジションができればベンチにも入りやすくなると思っているので、それを意識して高校の時もやってきました。内野のポジションならどこのポジションついても今はそんなにやりづらさはないですね。むしろ長所だと思っています。


--諏訪選手(総3=浦和学院)が一緒に二遊間を組むのを「面白い」とおっしゃってましたが

関西遠征の時からですかね、まだ2回しか組んでいないんですけど、その割にはコミュニケーションが取れていると思いますね。やりづらさはないですし、どっちかというとやりやすいです。リーグ戦でも諏訪さんと二遊間を組むこともあると思うので、これから練習でもどんどんコミュニケーションをとって行きたいです。


--どんな部分にやりやすさを感じますか

ポジションの確認であったり、二遊間でのランナーのケアの仕方であったり結構実践的なことが多いですね。コミュニケーションが取りやすく諏訪さんも接してくださっているのでやりやすくやらせてもらってます。


--秋季リーグまでもう間もなくですがチームの雰囲気はどうでしょう

結構打線がつながったりして、監督のやりたいことと選手のプレーがマッチしてていい感じになってきているので、チームの雰囲気もリーグ戦に向かっていていると思います。結構いい雰囲気ですね。


--ズバリ、今季のリーグ戦でキーマンになると思う選手は

ピッチャーでは村上さん(総3=智弁学園)が軸となって今やってくれている中で、春は第2先発のピッチャーが固定できなかったっていうのが今も課題になっています。誰が先発するかわからないので第2先発という大きな括りをキーマンに挙げたいと思います。2戦目に先発するピッチャーですね。


--打者では誰でしょう

山崎さん(山崎基、営3=愛工大名電)であったり佐藤さん(佐藤都、法4=聖光学院)であったりはバッティングでチームを引っ張っているので。でも、今のチーム状況からしたら自分がいいところで回ってきていると思います。自分が打てていればチームももうちょっと楽に進むと思うので、自分が打線の中ではキーマンになるのかなと思います。あと、山田さん(総4=桐生第一)の活躍っていうのもチームでの活躍に大きく関わってきますね。


--自分がキーマンということでどんなプレーが重要になると思いますか

守備が自分の売りで、ノーエラーっていうのが自分の中で当たり前としてテーマとなっています。バッティングの面では打点が出でいないので勝負強さが自分に求められていると思います。


--守備と打撃のアピールポイントをお願いします

守備はどんな難しい球でもアウトにするっていう守備範囲であったり球際の強さであったりがアピールポイントですね。バッティングはあまり大きいのは打てないんですけど右にも左にも広角に短打が打てるっていうのが自分の持ち味です。


--目指す選手像を教えてください

チームが勝っている時よりも、チームが負けている時に勢いづけられる選手になっていきたいなって思います。


--今のチームでそういった選手は誰でしょう

そうですね、佐藤さんだと思います。プレーでもそうですし、結構色々な声でチームを盛り上げてくれるので。佐藤さんがチームの柱になってくれてると思うので、自分もそういう選手になっていけたらと思います。


--さきほど小川選手の話が出ましたが、ライバル視している選手はいますか

やっぱり小川さんですね。先輩ですけどポジションも被っているというのもありますし、内野手っていうのもありますし。先輩ですけど負けたくないですね(笑)。バッティングでも守備の面でも負けたくないなっていうのがあります。


--リーグ戦で対戦してみたい相手はいますか

自分が春のリーグで唯一出れてない試合が中大戦で、1年生の春にオープン戦を中大とやってそのときに畠中選手に三振を取られて強い印象が残っています。秋はもし対戦する機会があればそのリベンジをしたいですね。


--秋季リーグ戦、どんなリーグにしたいですか

春のリーグ戦では結構長い期間で使っていただいたんですけど規定打席に達することができなかった。1年間、フルイニング出場というのを目標にしているのでそれを目指してます。出場できたら何かタイトルを1つ欲しいなと思っています。ベストナインを取りたいですね。


--数字的な目標はありますか

打率としては上位で使っていただいているので3割を残したいっていうのと、打点が今0なので打点を挙げたいです。10試合あるとしたら打点は10打点挙げたいと思っています。ホームランが打てるバッターではないのでその分、打点や打率にはこだわりが強いです。


--秋季リーグに向けて調整していきたいところはどこでしょう

まだショートとして3試合しか出れてないんですけど、細かいところの確認ですかね。だいたい固まってきているんですけどまとめをしていきたいです。バッティングは監督と話し合ったところと自分の感覚とをすり合わせて、いいバッティングを見つけて調整していくだけだと思っています。


--最後にリーグ戦への意気込みをお願いします

チームとしてはリーグ優勝はもちろんですし日本一という言葉を目標にやっているので、チームとしては日本一。個人としてはフルイニング出場とタイトルを1つ取りたいなって思っています。


◇連続インタビュー一覧◇

第1日:「タイブレークは野球の全てが詰まってる」杉本泰彦監督


第2日:「しっかりと頂点を狙う」山田知輝外野手


第3日:「4年生のために」村上頌樹投手


第4日:「感謝の気持ちを忘れずに」山崎基輝捕手


第5日:「支えられる投球を」松澤海渡投手


9月3日:諏訪賢吉内野手


9月4日:松本渉外野手


9月5日:小川翔平内野手


9月6日:芦名望内野手


9月7日:小峰聡志外野手


9月8日:佐藤都志也捕手