Article

記事


2025.12.23

[硬式野球]2026年度新幹部インタビュー/副主将・金丸健司外野手、中村瑠斗内野手


 連続インタビュー投稿12、13人目は2026年度副主将に就任したと金丸健司(営3=上尾)外野手(写真、左)と中村瑠斗(営3=拓大紅陵)内野手(写真、右)。副主将として迎えるラストイヤーに向けて目標と意気込みを語ってもらった。(取材日・11月19日、聞き手・髙梨美遼)


ーー副主将に選ばれた経緯

(中村)井上さんに、リーグ戦終わって次の日のミーティングの時に発表されて、やることになりました。

(金丸)同じです。


ーーどんなチームを作りたいか

(中村)去年の4年生はやっぱりすごい経歴とか、中心選手が多かったんですけど、自分たちはまだ去年の4年生よりは経験が少ないので、団結して勝てるようなチームというか、当たり前のことをできるようなチームにしていきたいなと思っています。 


取材を受ける金丸


(金丸)去年は4年生が結構主力で出てて、4年生が引っ張る形だったんですけど、今回は1つ下の高中とか山内とかもずっと試合に出てるので、そいつらを含めた全員でやっぱりやっていかないと勝てないと思うので。 大坪とか中村と自分で引っ張ると思うんですけど、それ以外も全員でやっていかないといけないかなって思っています。 


ーー4年生・これまでの先輩から学んだこと

(中村)自分たちが東都1部でできている限りは、リーグ優勝して日本一っていう目標を目指してやっていて、負けちゃいけないので、やっぱり勝ちにこだわってやるためにどうしたらいいかっていうのをすごい学んできたんで。 それを次は自分たちが後輩に教えるというか、自分たちがそれをできるように頑張っていきたいです。 


(金丸)東洋はやっぱりずっと1部に居続けないといけないチームだと思うので、まずは日本一っていう目標があるんですけど、1部に居続けないとその日本一っていうのは達成できないと思うので、そういうのをずっと池田さんとか、代々のキャプテンから言われ続けていたので、1部にずっと居続けるっていうのを意識してやっていくことかなと思っています。 


ーースローガン「勝魂」をどう解釈しているか

(中村)自分たちのチームカラーとして団結力とかが大事なので、勝つためにどういうチームを作るか、とかの団結力という意味でつけました。全員でグループラインに今年の目標とか自分の目標を書いてもらって、それを集めてできたのが「勝魂」という言葉なので、全員が同じ方向を向いてできるという意味もあるかなって思います。 


(金丸)勝利だったり、勝負の勝で魂って書いて「勝魂」なんですけど、やっぱり魂を集結させて試合をしていかないと勝てないっていうのが僕たちのチームだと思うので、それで「勝魂」になりました。


ーー副主将として特に意識したいこと

(中村)キャプテンが大坪で、自分たち副キャプテンで、ピッチャーと野手って練習メニューが全然違うので、野手をまとめるのは自分と金丸しかいないので、キャプテンがいない中なんですけど、自分たちが引っ張っていかないと大坪が大変というか、自分たちが多分大事になってくると思うので。まあ厳しくいかないといけないところは厳しくいかないといけないと思うので、そこのメリハリというか、野手をまとめるのは自分たちなので、責任感を持ってやらないとなと思っています。  


思いを語る中村


(金丸)野手は中村が野球面では引っ張ってくれてると思うので、自分はグラウンドの周りというのをこれから意識して、綺麗にしてやっていけばいい結果というか、そういうのがついてくるんじゃないかなと思うので、僕はプレーで引っ張るというよりかは、目配りだったり、気配りを利かせながらやっていきたいなと思います。 


ーー来季の目標

(中村)チームとしてはやっぱりもう日本一しか目指してないので、勝ちにこだわってやっていきたいです。個人目標としては、自分が目立ちたいってたぶんみんな思うんですけど、自分たちチームはそうじゃないので。自分がどうしたらチームに貢献してチームが勝てるかを第一に考えてやっていきたいので、自分の個人目標は、当たり前のことをチームに貢献できるように頑張りたいなっていう思いしかないので、それが目標です。


(金丸)自分もチーム目標は日本一です。 個人目標は、その日本一になるために自分がどういう仕事をしたら日本一になれるのかを考えて、打つこと、守ること、走ることも全てを自分たちが引っ張っていかないといけないので。シーズンを通してずっと試合に出続けることが今までなかったので、試合に出続けてチームを引っ張っていけたらなって思っています。 


ーー同学年のキーマンの選手は

(中村)冨安ですかね。

やっぱり冨安がチームのムードメーカーというか、冨安がいたら盛り上がるというか、そのぐらいの大きい存在なので、出なくても出ててもやっぱり存在として大きいので、冨安だと思います。 


(金丸)僕は山田ですかね。

やっぱり1年の時から、ずっと試合に出てて経験も豊富だと思うので、それを来年入ってくる1年生だったり、新戦力って大事だと思うので、そういうのを山田が伝えていって、どんどんいいチームが循環していけばいいかなって思っています。 


ーー期待する後輩は

(中村)大城戸ですかね。 

やっぱりめちゃくちゃ足速いので、もっと自分の武器を生かして試合とか出て、足でかけ回したら、多分自分が相手チームに大城戸いたらめちゃくちゃ嫌なので、それを生かしてもらったらいい攻撃ができるというか、いいチームになるんじゃないかなって思うからです。


(金丸)僕は高山ですかね。

この秋から試合に出て、経験はそこまではないと思うんですけど、やっぱり大坪とバッテリーをずっと組んでたので、キャッチャー陣も引っ張りながら、後輩のピッチャー陣も引っ張って、ピッチャーが4年生何人か抜けるので、そこの穴埋めというか、高山が引っ張ってやってくれたらなって思ってます。 


和やかな雰囲気の2人


ーー来季への意気込み

(中村)今年は3位という結果になったので、来年は、大坪、金丸を筆頭に日本一になるので、東洋を応援してください。


(金丸)日本一っていうのを目標にこの冬しっかり鍛え上げて、春先にいい結果が出るように、3位という結果に慢心しないでより高い目標を持って、一位になって大学選手権に行くという強い思いでやっていきます。 



♢プロフィール♢

中村瑠斗(なかむら・るいと)

生年月日/2004・9・15

身長・体重/175㌢・84㌔

テンションが上がる曲/平井大

野球を頑張る上でのモチベーション/4年生のプロに行ったメンバーとかの中心の選手に負けないぐらいの結果を出したいなという思いがあるので、きつい時もその選手たちは乗り越えてきたし、それに負けないぐらいの結果を残したいので、それがモチベーションになってるかなと思います。


♢プロフィール♢

金丸健司(かねまる・けんじ)

生年月日/2004・7・6

身長・体重/173㌢・80㌔

テンションが上がる曲/Superfly

野球を頑張る上でのモチベーション/とにかく野球が好きなのと、親が喜んでいる顔が1番嬉しいので、結果を残すためがモチベーションです。


PHOTO=スポトウ硬式野球班


◆連続インタビュー一覧◆

1日目 高山亮太捕手、山内教輔外野手

2日目 髙中一樹内野手

3日目 山田隼外野手、谷公希投手

4日目 秋元俊太外野手、向髙滉人投手

5日目 吉田元内野手、政所蒼太捕手

6日目 花田旭外野手、島田舜也投手

7日目 池田彪我内野手

8日目 佐藤裕一郎主務

9日目 副主将・中村瑠斗内野手、金丸健司外野手

10日目 主将・大坪廉投手