［硬式野球］2025年秋季リーグ戦振り返り&新幹部インタビュー/新主将・大坪廉投手

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2025.12.24

連続インタビュー投稿最終日！14人目は2026年度主将に就任した大坪廉（総３＝智辯学園）投手。抜群の安定感を誇る投球で、日本代表候補にも名を連ねた。来季からは新主将としてチームをけん引する。前世代との力の差を懸念するも、勝利への責任を背負う覚悟は揺るがない。（取材日・11月19日、聞き手・福田和奏）

ーー秋のリーグ戦を振り返って、チームとして良かった点、課題点

悪かった点は序盤の勝ち点取るべき試合で、２タテとかされちゃって落としちゃったんで。そこはすごくもったいなかったかなと思います。

ーー良かった点は

後半、逆に言ったら後半から課題を見つけて、そこからしっかり課題修正して、しっかり最後まで戦えたので良かったなと思います。

ーー開幕前に『絶対完封したい』っておっしゃっていましたが、今季の個人としての総括、手応えと課題

完投もしてないんですけど、ある程度まとまった投球できて試合は作れたので、そこはすごく良かったかなって思います。

ーー開幕投手を任された時の心境は

『大体自分かな』みたいな感じだったんで、雰囲気的に。先発するということを踏まえて準備をしていたので。

ーー緊張とかは？

はい。

ーー今季一番印象に残ってる試合は

中央の最終戦ですね。

ーー自分のプレーで手応えを感じた場面は

中央の3戦目ですね。

ーー理由は

他の試合は６回までで絶対点取られてたんですけど、この時だけは点を取られずに調子あんまり良くなかったんですけど、しっかりコースに投げ切れて良かったかなと思います。

投げ込む大坪

ーー今季の収穫

９回投げられる体はあるんですけど、メンタルっていうか、集中力がないなとわかったので、どこかでメリハリつけるとか、色々工夫があれば完投はいけるんで。そこが課題ですね。

ーー初の侍ジャパン大学代表候補選出の率直な思いを

めっちゃ楽しみっすね。（笑）

ーー代表候補入りを見据えて何か意識してたことは

特に意識はしてなかったんですけど、リーグ戦中とかだったら、しっかり結果残そうと思ってたんで。

ーー結果が代表に繋がった？

そうだと思います。

ーーこの代表の経験で特に吸収したいことは

すごいピッチャーがいっぱいいるんで、トレーニングとか、どういう知識で練習、ピッチングとかしてるのか聞きたいですね。

ーー誰に聞きたいとかありますか?

やっぱり玉の速いピッチャーですね。

ーー代表経験をこのチームにはどう還元していきたいですか？

代表に選ばれてしっかり経験したこととか、やっぱりいっぱいすごい人いるじゃないですか、バッターとか。それを選手たちに伝えていければなと。

ーー新体制の質問、主将に選ばれた経緯

面談で井上さんと話をして、『キャプテンやるって言ったらやるか』みたいな言われて、『やれって言われたらやります』って言ったんですよ。それで、中央の最終戦、試合終わって、すぐに監督の部屋に呼ばれて、『お前にしようと思うんだけど』みたいな話があって。それで中央の２戦目で自分もうゴミみたいなピッチングして。そこでめっちゃ悔しくて。『俺がこんなことしてたらあかんな』って思ってそこで何か責任感が出てきて。『自分やらなあかんな』ってなって、それで聞かれた時に『やります』って答えました。