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2022.04.09
硬式野球

[硬式野球] ~いざ覚悟の春、再び聖地神宮へ〜12日間連続インタビュー第8日目・石上泰輝内野手

昨季リーグ戦では多くの課題を見つけ、この冬レベルアップを図った東洋大ナイン。オープン戦を戦い多くの勝ち星をあげ、確実に自信をつけてきた。今季1部昇格に向けて、磨きをかけた彼らの覚悟の春が始まる。2部の開幕日まで硬式野球部の特集をお届けする。


(写真提供:東洋大学硬式野球部)


第8日目は打撃向上に奮闘する石上泰輝(営3=徳島商業)内野手。チームが勝ち続けるために、打者としての意気込みや思いを語った。(取材日・3月16日、聞き手=大塚早百合)


――オープン戦を戦ってみていかがですか

チームとして、勝ち越しているのでいい状態だと思います。

 

――以前のインタビューでは打撃面を課題に挙げていましたが

ミスショットを捉えられなかったりするので、もう少しレベルを上げなければいけないと思います。


――オープン戦では社会人チームとの対戦もありましたが、どのような違いを感じましたか

タイミングの取り方や、一球に対するレベルの高さが違うと思いました。


――この冬に取り組んだことを教えてください

スイングスピードやスイングの軌道、タイミングの取り方を見直してやってきました。

 

(写真提供:東洋大学硬式野球部)


ーー練習の成果は現れていますか

昨季のリーグ戦の時に比べてよくなってきていると思います。

 

――今年は「春に1部昇格、秋に日本一」という目標を掲げていますが

春に1部に昇格しないと秋の優勝は絶対にできないので、この春にどれだけ全員で野球ができるかが大切だと思います。


――上級生となって意識の変化はありますか

まだ4年生もいますが、そこを先輩に頼るのではなくて、自分たち3年生が引っ張るくらいの勢いでやっていきたいと思っています。

 

――石上泰選手自身が目指すチームでの姿はなんでしょう

守備での指示や、一瞬一瞬の声を積極的に出して内野陣を引っ張っていきたいです。

 

――この春の注目選手はどなたでしょう

小口仁太郎(法4=智弁学園)キャプテンです。チームを引っ張る姿に注目してほしいです。

 

――オープン戦でも小口主将と話す様子が見受けられますが

同じ内野手ということもあって、気にかけて話しかけてくれるし、気を使って接してくれる先輩です。厳しく指導してくれます(笑)。


 (写真提供:東洋大学硬式野球部)


――春季リーグ戦に向けて、今の心境はいかがでしょう

チームのスローガンが「全勝」なので、一回も負けることなく勝っていくためには、やっぱり全員が一丸にならないといけないので。チームで勝てるように頑張っていきたいと思います。かなり緊張してます。

 

――最後に、リーグ戦への意気込みをお願いします

守備ではノーエラー、打撃ではチャンスで一本。打点を挙げられるように頑張っていきたいです。


◇プロフィール◇

石上泰輝(いしかみ・たいき)

生年月日/2001・5・18

身長・体重/172㌢・80㌔

好きな食べ物/チキン

趣味/ウェイトトレーニング

座右の銘/楽しいを考える


※オンラインでの取材をもとに作成しています。



◇連続インタビュー一覧◇

第1日目 杉本泰彦監督 「したたかなチームに」

第2日目 加藤響内野手 「チームを勝たせられるように」

第3日目 松本憲信内野手「野球部代表の自覚を持って」

第4日目 一條力真投手 「同期・後輩に負けないように」

第5日目 細野晴希投手 「絶対に点を取られない」

第6日目 松澤海渡投手 「ピッチャーリーダーとしての決意」

第7日目 後藤聖基捕手 「全勝させられるキャッチャーを目指して」

4月10日 矢吹栄希外野手

4月11日 羽田野温生投手

4月12日 松本渉外野手

4月13日 小口仁太郎主将


◇2部開幕前特別企画◇

4月14日 3年外野手対談〜橋本吏功外野手・水谷祥平外野手・宮本涼太外野手〜

4月15日 ラストイヤーに向けて〜河北将太投手・渡邊友哉投手〜