[硬式野球]一部昇格記念！「東洋大戦士の挑戦と成功の物語」～12日間連続、総勢24名の豪華インタビュー～⑫秋元俊太外野手

2024.12.25

『覚悟～奪還～』という強いスローガンをもとに、２部優勝、そして悲願の一部昇格を決めた東洋大の戦士たち。最後まで諦めない姿勢で挑戦を続け、東都の頂点への切符を掴んだ。彼らはどのようにして試練を乗り越え、一部昇格という栄光を手にしたのか、その裏側に迫ります。14日間にわたり総勢24名の豪華インタビューをお届けする。

連続インタビュー投稿６日目。12月25日、クリスマスの投稿２人目は走・攻・守すべてにおいて優れた能力を発揮し、チームの勝利に貢献し続ける秋元俊太（済３＝木更津総合）外野手。入れ替え戦の第2回戦では打率６割と１部昇格に貢献した彼はこの秋をどうのように振り返るのか、今後の意気込みも含めて語ってもらった。（取材日・12月7日、聞き手＝山本華子）

ーー秋季リーグをチームとして振り返って

最終回に追いついたりすることが多くて、粘り強さが結構出てきたのかなと思います。

ーー個人としての振り返って

序盤はぼちぼちだったんですけど、終盤にかけてちょっと微妙な感じになっちゃったので、自分が良かったと思うのは入れ替え戦かなと思います。

――今季、どんなテーマや目標で臨んでいたか

フォアボールでもヒットでも、とにかく出塁をいっぱいしようと思っていました。あとは走攻守すべてでチームに貢献できたかなと思います。

ーーそのテーマを踏まえたうえで、どうだったか

守備とかは大丈夫だったんですけど、盗塁が全然できてなかったので、次のリーグはもっと盗塁を増やせるようにしたいです。

ーー一番印象に残っている試合は

２個あって、１個は駒澤との最終戦で、２個目は入れ替え戦の２戦目です。

ーー駒澤大学との最終戦。９回に池田選手（営３＝三重）と花田選手（総３＝大阪桐蔭）のホームランで同点に追いついた時、そして11回に花田選手のサヨナラヒットで２部優勝が決まった時のそれぞれの心境は

２つともさすがだなと思って。池田と花田はすごい選手なので、かっこよかったです。

ーー入れ替え戦までの約３週間をどう過ごしたか（重点的に取り組んだことなど）

練習の量とかは全く落とさずに、リーグ戦期間中にやっていることをそのままやったみたいな感じです。

ーー去年の秋、悔しい思いをした入れ替え戦。どんな思いで挑んだか

僕は入れ替え戦に出ていたので、入れ替え戦への思いは結構強かったです。周りの人はどういう気持ちでやっていたかは分からないですけど、僕は入れ替え戦にかける思いは結構あったので、どうしても１部昇格したいっていう気持ちで、駒澤に負けた入れ替え戦を思いながら挑みました。

ーー入れ替え戦２日目は５打数３安打３打点と１部昇格に大きく貢献した。その２日目を振り返って

１戦目はなかなか上手くいかなかったので、２戦目は死ぬ気で打席に立ちました。

ーー８回には主将の嶋村選手（法４＝栄北）が代打で出場しホームランを放った。そのホームランはどう映ったか

僕が１年の頃に嶋村さんと部屋が一緒で、そういうのもあって最後に代打で出てホームランを打ったのは感動しました。

ーー１部昇格を決めた際の心境は

めちゃくちゃ嬉しかったです。

ーー秋季リーグではライト方向の打球がヒットになる場面が多かった。バッティングにおいて意識していることは

リーグ戦の前もリーグ戦期間中も、ずっと逆方向のイメージでバッティングをしていたんですけど、いざ試合になるとずっとアウトコースにくるわけじゃないので、結果的にライト方向にヒットが多くなったんですけど、僕がずっと狙っていたのはセンター前とかレフト前だったので、練習していたことが出たっていうわけじゃなくて、たまたまライト方向にいったっていう感じです。