[硬式野球] ～１部復帰への道は続く～2024春季リーグ戦振り返りインタビュー⑨山内教輔外野手

2024.07.26

１部復帰という目標を掲げ、臨んだ春季リーグ戦。しかし、その壁は高かった。２部３位と悔いの残る結果で幕を閉じたこの春を振り返るとともに、今後への思いを語ってもらった。春を終え、目標達成の鍵となる重要な夏へと向かう彼らの思いを14日間にわたってお届けする。

９日目は、山内教輔（総１＝東海大相模）外野手。１年生ながら、開幕スタメン出場を果たした彼に、デビューシーズンを振り返るとともに今後への心境を伺った。（取材日・７月14日、聞き手＝望月桜）

ーーリーグ戦をチームとして振り返って

　自分１年生で、今回初めてのリーグ戦ということでわからないこともあったんですけど、先輩たちがしっかり１年生のことをサポートしてくれてやりやすい環境にしてくれたのかなと思っています。

ーーリーグ戦を個人として振り返って

　バッティングに関して自分のバッティングができない部分があって、最初から最後まで自分の調子が上がらなくてちょっと悔しかったっていう部分はあります。

ーーどんな思いで試合に臨んだか

　自分の気持ち的には、最初からずっと試合に出続けるということを目標にしていたんですけど、あまり調子が上がらなくて途中の試合とかあまり出れないときがあったんですけど、監督の期待に応えたいなと思ってずっと試合に臨んでいました。

ーー緊張などはあったか

　最初の試合の立正大戦は、やっぱり少し緊張したとかはあったんですけど、そのあとはもうあまり緊張はしなくなったかなと思います。

ーー打線において自分の役割はどんなものか

　自分の持ち味はバッティングなので。バッティングで貢献できないと今自分がこのメンバーで試合に出ている意味がないと思うので、バッティングで（チームに）貢献できたらなと思っていました。

ーー大学野球と高校野球の違いはどんなところか

　高校野球は一回負けたら終わりという試合の中でやっていて、今は先に２勝した方が勝ちという形で。でもやっぱり自分的には一発勝負の方が得意っていう部分はあるので、そこはあまり気持ち的にも変える必要はないのかなと思って試合をやっていました。

ーーリーグ戦で最も印象的な試合は

　立正大戦の２戦目です。自分そのとき２番でスタメンで出て、延長に行ったと思うんですけどそのときに打てなくて苦しい思いをしたので、その思いはもうしたくないなと思って。その試合は最後、池田さんが決めてくれたんですけど、あそこはやっぱり３、４年生に頼らず自分が決めるべきだったのかなとは思っています。

ーーリーグ戦中、意識して取り組んだことは

　今バッターボックスに入ると、少し力が入ってしまうというところがあるので、バッターボックスに入ってもあまり力を入れないように、リーグ戦中もリーグ戦終わった後も練習はしていました。

ーーリーグ戦で得られた収穫、感じた手応えは

　最後の方の試合では少し結果が出始めてきて、打てない時と打てる時最後にしっかりつけれたのはいいことだったのかなと思います。

ーーリーグ戦中、見つかった課題は

　チームの現状的にはバッティングの課題が多いと思っていて。バッティングの中でも一人一人役割があって、その役割を自分たちがもっとしっかりやっていれば、今回みたいなリーグ戦の結果になっていなかったと思うので。今練習でもそれを課題としてやっているので、次のリーグ戦はもっといいものにできたらなと思っています。

ーーチームにおいてどんな存在になりたいか

　まだしっかり自分のバッティングをできていないんですけど、自分がもっと打って、３.４.５（番）で打てるようなバッティングができたらなと思っています。チームとしては、もっとバッティングの力をつけて、このチームはピッチャーがいいのでピッチャーを活かせるようなチームをつくっていきたいなと思います。