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１部復帰という目標を掲げ、臨んだ春季リーグ戦。しかし、その壁は高かった。２部３位と悔いの残る結果で幕を閉じたこの春を振り返るとともに、今後への思いを語ってもらった。春を終え、目標達成の鍵となる重要な夏へと向かう彼らの思いを14日間にわたってお届けする。
11日目は、南恒誠（総１＝大阪桐蔭）投手。開幕戦からマウンドに上がったこのデビューシーズンについて話してもらった。（取材日＝7/14、聞き手＝山本華子）
ーー春のリーグ戦、チームとしての振り返り
勝てた試合も多かったと思いますし、後半しっかり自分たちの野球ができたっていう部分もあると思うんですけど、やっぱり前半っていう部分はもう少し勢いっていう部分が欲しかったかなっていう風に思います。
ーー春のリーグ戦の個人としての振り返り
すこし投げさせてもらって、先発で投げる機会もいただいていたんですけど、やっぱりそこではしっかり自分の力を発揮できなかったというか、まだまだ力不足を感じれたなっていう風に思いました。
ーー公式戦の初登板は開幕戦。最終回に安定した投球で抑えたが、マウンドに上がった心境はどうだったか
もう（マウンドに）上がってしまえば何も緊張しないっていうか、しっかりやろうっていう風な気持ちになったんですけど、やっぱり準備段階では初めての大学野球だったんで少し緊張しました。
ーー1番印象に残っている試合は
東農大戦（第二回戦）の自分が先発した試合です。
ーー高校野球との違いは
トーナメントじゃないっていうので、負けたら終わりじゃないっていうのがすごく大きくて、負けても次の試合で勝てばオッケーっていう戦い方が少し違うなっていう風に感じました。
ーーリーグ戦中意識して取り組んだことは
常に良い状態で試合に持っていくための1週間の取り組みだったりとか、コンディションの持っていき方っていうのはやっぱり意識しました。
ーーチームや個人の、課題は
しっかり投げきるだったりとか、自分のことにもなるんですけど主戦で投げていくにはまだまだ力は足りないと思うので、もっとしっかり投げれるような体力と、しっかり抑えれるような球を磨いていけたらなっていう風に思います。
ーー1部昇格を目指す秋に向けて、チームにとってどのような存在になっていきたいか
与えられたところをしっかり抑えるっていうか、すごい先輩方が今いる中で自分もチャンスもらっているんで、やっぱりそこでしっかり応えるっていうか、そうですね、短いイニングにはなると思うんですけど、勢いを持ってこれるようなピッチングをしたいなっていう風に思います。
ーー自分の強み、アピールポイントは
ストレートだと思っているんで、そのストレートをどう見せるかっていうのをしっかりこだわってやっていきたいなって思います。
ーー最後に今後の意気込みは
東洋大学は１部で戦っていくようなチームじゃないといけないと思うので、そこにしっかり力になっていけるように自分も頑張っていきたいと思います。
◇プロフィール◇
南恒誠（みなみこうせい）
生年月日／2005・10・5
身長・体重／186cm・83kg
目標とする選手／藤川球児さん
仲の良い選手／土肥洋介（経営1＝高岡第一）、八巻弓真（法1＝狭山清陵）
◇連続インタビュー一覧◇
18日 岩崎峻典投手
19日 池田彪我内野手
20日 吉田元内野手
21日 花田旭外野手
22日 宮下朝陽内野手
23日 政所蒼太捕手
24日 馬場涼輔内野手
25日 高中一樹内野手
26日 山内教輔外野手
27日 大城戸陸琥外野手
28日 南恒誠投手
29日 島田舜也投手
30日 佐伯成優投手
31日 嶋村知浩内野手
PHOTO＝一ノ瀬志織
