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聖地神宮に戻ることを夢見て、チーム一丸となりこの春を戦った東洋大の戦士たち。厳しい2部を戦い抜き、1部への切符を掴みかけたが、最後は戦国東都の重圧がのしかかり、思い出の地で涙を流した。心に焼き付く経験をした選手たちは何を語るのか。14日間にわたり彼らの思いをお届けする。
第8日目は、主に中継ぎとしてチームのブルペンを支えた渡邉友哉(総4=報徳学園)投手。春の振り返りと最終学年として今後の目標を語った。(取材日•7月16日、聞き手=坂庭遥人)
ーー今季を振り返っていかがでしたか
春は登板数は少なかったが、自分の最低限できることはできたというイメージがあります。
ーーリーグ戦初登板の(国士大2回戦)を振り返ってみていかがですか
点差がかなり空いていて、緊張感があまりなく気が抜けてしまっていました。これからはこういうことがないようにしたいです。
主将の小口に支えられてきた
ーー投手陣の好調をどう見ていましたか
良いピッチャーがいるので、安心しながら見ていました。
ーー拓大3回戦では唯一先発しましたが
スタミナがなくなっているという自覚はなかったですが、ブルペンでの投球練習で自分の感覚よりも早く疲れてしまうことが多くなっているので、体力的にも疲れていて、それが四死球に影響したのだと思います。
ピンチを抑えた後の渡邊
ーー入替戦前の九共大とのオープン戦で3失点してしまいましたが
攻めて行った結果の与四球の後、次の打者にストライクを取りに行ったボールを痛打されてしまいました。
ーー入替戦はどのような気持ちで臨みましたか
「絶対に負けない、1部に上がるんだ」という気持ちで臨みました。いつも通りのことをやれば勝てるという自信もありました。
ーー入替戦を振り返ってみて
不甲斐ない投球をしてしまった。3戦目では、1年生をマウンドに立たせてしまうという4年生の弱さが出てしまったと思っています。
ーー2部残留が決まった時の心境はいかがでしたか
喜んでいる相手の姿を見て、とても悔しい思いでいっぱいでした。
2部残留が決まった直後の様子
ーー今季見つかった課題を教えてください
今年は球速を伸ばすことが出来たのですが、コントロールが悪かったので制球力が課題です。投球時に体を使う感覚が少しずつ分かって来たことによって手先だけで投げることは改善されてきているのですが、それによって感覚がバラバラになってしまうことがあることも課題です。
ーー収穫はありましたか
思っていたよりも、自分のボールで相手バッターを押せて変化球も通用することがわかったことです。
ーー先発と中継ぎはどちらが好みですか
昔は先発の方がやりやすかったですが、今はショートイニングの方が気持ち的に緊張することが少ないので、中継ぎの方が好きです。
ーーそれでは、この夏に取り組みたいことを教えてください
中継ぎで行く場面が多いので、練習から投球時に力む練習をして力んだ状態で良いボールが投げることができるように練習に取り組みたいです。
ーー秋季大会に向けてどのような存在になりたいですか
困った時に、「渡邉行くぞ」と思われるような選手になりたいです。
◇プロフィール◇
渡邉友哉(わたなべ・ともや)
生年月日/2000・5・25
身長・体重/180㌢・86㌔
最近ハマっているアーティスト/當山みれい
好きな食べ物/すき焼き
◇連続インタビュー一覧◇
8月9日 細野晴希投手
8月10日 松澤海渡投手
8月11日 矢吹栄希外野手
8月12日 松本渉外野手
8月13日 河北将太投手
8月14日 小口仁太郎主将
PHOTO=宮谷美涼